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乙女ゲーマー麻咲(あさき)の、2.5次元を彷徨うブログ
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  プロフィール
HN:
麻咲
年齢:
41
性別:
女性
誕生日:
1983/05/03
職業:
フリーター
趣味:
ライブ、乙女ゲーム、カラオケ
自己紹介:
好きなバンド

janne Da Arc
Angelo
犬神サーカス団
シド 
Sound Schedule
PIERROT
angela
GRANRODEO
Acid Black Cherry 他

好きな乙女ゲームとひいきキャラ
アンジェリークシリーズ(チャーリー)
遙かなる時空の中でシリーズ(無印・橘友雅、2.藤原幸鷹、3.平知盛、4・サザキ) 
金色のコルダシリーズ(1&2・王崎信武、3・榊大地、氷渡貴史)
ネオアンジェリーク(ジェット) 
フルハウスキス(羽倉麻生) 
ときめきメモリアルGSシリーズ(1・葉月珪、2・若王子貴文) 
幕末恋華シリーズ(大石鍬次郎、陸奥陽之助) 
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Vitaminシリーズ(X→七瀬瞬、真田正輝、永田智也 Z→方丈慧、不破千聖、加賀美蘭丸) 
僕と私の恋愛事情(シグルド) 
ラスト・エスコート2(天祢一星) 
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2024/11/23 (Sat)
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2008/03/03 (Mon)
 四人目は、ツンデレホスト・香希。

 香希は唯一、源氏名より先に本名で登場するので、あんまりホスト恋愛シミュレーションな感じではないです。

 ただ、そこを考えなければシナリオ自体は十分主役をはれるとは思った。


 唯一のダブルワーカーでもあるので、私は終始「この人よく体力続くなー」と思って感心してました。

 芹香は電話一本で「コーヒー入れに来い」とか結構こき使われたりするけど、香希ならまあ、許す。

 もっとも芹香のほうは初対面から「いやなやつ」とはっきりマイナスに認識してますが。

 香希とマコトルートにも共通するキーパーソンがいます。二人ほど。
 香希とマコトは互いのシナリオへの干渉も多く、三角関係チックな描写もあり。
 他にも妬かれるのが好きな人には萌えなイベントが用意されてます。


 その他つっこんだ話はオールネタバレレビューへ下の台詞からどうぞ。



 香希(本名・神崎蒼。アオイ、と読みます) 。
 クールな現実主義者で、結構マイペースな俺様タイプです。

 芹香は、仕事のある企画で取引先の担当者として編集部を訪れた、「KIJIMA」という企業の社員、神崎と出会います。

 傘をさすのが嫌いだからだと言ってビショ濡れでやって来た神崎に、無理矢理傘を持たせて帰らせるのが最初の出会い。

 この日、初対面からグサグサと辛辣な言葉をぶつけられた芹香は神崎を苦手なタイプだと認識します。

 それからも最初の一ヶ月、会社で度々顔をあわせる神崎。
 芹香は要領の悪い仕事ぶりや、心構えのなさをひたすらダメだしされまくります。

 まだ恋は始まらない。笑。

 転機となるのは11月1日。
 神崎から「明日は絶対ゴージャスに行くな」と言われた芹香は、何のためらい(選択肢)もなくゴージャスに行きます。笑。

 他のシナリオ見てもそうだけど、この子は、やるなと言われるとやってしまうタイプです。

 ゴージャスで天祢から新人ホストが入りました、と紹介されるのが香希。つまりは神崎です。
 なんで来るんだ、と怒る香希ですが、芹香は香希が会社に内緒でホストをしなきゃならないほど金に困ってるのかと思って軽く同情します。笑。

 香希はそれは全力で否定するが、上からの命令で仕方なくホストになったのであって、ホストをやりたくてやるわけではないことも強調。
 事情についてはすぐには教えてくれないものの、「パートナーなんだから、相談してほしい(担当者として一緒に仕事を進めているから『パートナー』なのだ)」と言うと、いつか話してもいいかもしれない、と満更でもない感じ。


 事情はよくわからないままですが、こうして香希の試練が幕を開けます。


 芹香は会社では神崎さん、ゴージャスでは香希さんとしっかり呼び分けしていきますが、たまに「香希だ」「神崎だ」と呼び間違いを指摘されることも。笑。

 ちなみにこのレビューでは、紛らわしいので台詞などの場合を除き、エンディングまで香希で統一します。


 香希が入った数日後、今度はマコトという風変わりなホストが入ってきます。

 マコトと香希はどうやら知り合いのようですが、仲は険悪な様子。

 店内で口喧嘩していた時にタイミング悪く来てしまった芹香を、香希は仕事放棄して無理矢理店の外に連れ出し、半分八つ当たりのように強引に唇を奪ってしまいます。
 芹香は「大っ嫌い」と吐き捨てて立ち去ります。


 そのあといつも小言のメールばっか送ってくる香希から一言「悪かった」って書かれたメールが届きます。

 数日後、マコトが、ある日突然芹香のアパートが見たいと言い出し、見に来たその日に「ここに住む」と言い出します。

 言動から察するにかなりのセレブと推察される世間知らずのおぼっちゃんのマコトが、庶民生活体験と称して河合荘に入居することに。

 その数日後、今度は香希が「セカンドルームとして借りた」となぜか河合荘に入居。

 香希もマコトも生活力に乏しく、特に料理は一切できないため、結局芹香のところに飯をたかりにくるようになります。

 玲司とともにハイエナ軍団と呼ばれる迷惑な集団がここに誕生。笑。


 会社、アパート、ゴージャスと、香希との接点もかなり増えてきた頃。

 香希はゴージャスに来店した、KIJIMAでの上司・水守に店内でくってかかります。
 いつまでこんなくだらない仕事をやらせておく気だー、ガキの子守りはもうたくさんだー、みたいな不平不満をぶちまけた挙句、またも芹香を連れてエスケープ。
 自宅のマンション(河合荘じゃないほうの広いお部屋)で飲み直すと言って連れ込みます。

 荒れている香希を見た芹香は「強がっていませんか?」「本当は寂しいのでは」と冷静に問掛けます。
 香希は意外にもその言葉を「そうかもしれない」と肯定し、両親共働きで寂しかった子供の頃のことを打ち明けながら、芹香に、今夜はひとりにしないでほしい……と告げます。

 その夜、香希に求められるまま一夜を明かしてしまった芹香ですが、お互いなんとなく気まずく感じます。
 香希は芹香を抱いたことについては「計算外だった」と言い、芹香もなりゆきだったのだと割りきろうとしますが、ついお互いを意識してしまう。

 しかも芹香はあの夜、香希が「殺してやる」と物騒な寝言を言うのを聞いてしまい、いろんな意味で気になって仕方がない。


 そんな時、急ぎの大事な仕事に追われる芹香を、マコトが電話でいきなり呼び出します。
 仕方なくやって来た芹香に、マコトは「神崎と寝たの?」「神崎はよくてボクはダメなの?」と迫り、組み敷こうとしますが(未遂)、芹香は動揺しながらも何とか会社に戻ります。


 しかしそのことがあったからか、芹香は仕事で致命的なミスを犯してしまい、ピンチに。
 上司の桜木のフォローや、香希の叱咤激励、協力でどうにか乗り切ることができます。

 いつも辛口の香希がストレートに「頑張れよ」と言ってくれるシーンは流石にじんときましたわ。

 そして仕事が何とかなった祝いに食事に行った芹香と香希。
 香希は芹香に「マコトと何かあったんじゃないか」と際どい問掛けを投げ掛けます。
 ごまかそうとする芹香に、「お前を心配してはいけないのか?」「お前が誰と会っているか気にするのは迷惑なのか?」と真面目な顔で問掛けます。

 このシーンも萌でございました。やっぱり男子の嫉妬っていいよね。笑。


 そして12月24日、芹香は香希を永久指名、香希も芹香にロゼの指輪を渡します。
 物好きなやつだと言いながら、初めて屈託のない笑顔を見せる香希にちょっとときめく芹香。

 それからも正月休みを一緒に過ごしたり、なんとなくいい雰囲気になってきた二人……も束の間、また情緒不安定になっていく香希。

 どうやら上司の命令で嫌々やっているホストの仕事にいい加減うんざりしてきているためのよう。


 見かねて行動を起こすのが香希の上司・水守。
 仕事の話をするという名目で芹香を個人的に飲みに誘い、それを知った香希もジェラシーから同席することを申し出ます。

 これは水守の作戦であり、直接誘っても応じないだろう香希を引っ張り出すための計算であり、同時に香希にとって芹香が支えとなりうる相手かを試すためのテストでした。

 酒の席で、水守と、ゴージャスの常連であるクラブのママ・柊子から「ホストという仕事と真剣に向き合え」と説教された香希は逃走。

 荒れに荒れる香希ですが、芹香は「好きだから放っておけない」と告白。
 香希は、自分がホストをさせられた理由がわかった、自分に足りなかったのは「相手を気遣う気持ちだった」と言い、自分も芹香が好きだと打ち明けます。


 両想いになれたと思ったのも束の間、KIJIMAの社長であり、マコトの実父である城島がゴージャス来店。

 自社の社長である筈の城島に対して憎悪の感情を向ける香希。
 いつものようにエスケープしようとしたところを「逃げるの?」とマコトに嘲笑われ、かっとなって殴ってしまいます。

 また荒れ模様になってしまった香希は芹香さえも遠ざけようとしますが、マコトがわざと芹香に乱暴しようとして香希を助けに来させ、話すきっかけを作ります。

 考える時間がほしいと言う香希。数日後、芹香は香希の部屋を訪ねてもう一度話し合います。
 香希は、今まで身勝手に突っ走る自分についてきてくれた女性はいなかったのに、いつも自分を追い掛けてくれる芹香に感謝し、ようやく心を開いて本当の意味で結ばれます。

 以降、ゴージャス以外で会う時は、「芹香」「蒼さん」と名前で呼び合うようになります。


 香希がゴージャスで働くのもあと一ヶ月と宣告された頃、仕事で城島と話した芹香は、彼に好印象を抱きます。

 しかし香希は城島を憎み、城島を社長の座から引きずり落とすために会社に入ったと言います。
 悪い人ではなさそうなのに、なぜ香希は城島を憎むのか?

 自ら城島のことを調べながら、香希の力になりたいと言う芹香ですが、最初はなかなか受け入れてもらえず。

 しかし、城島・水守と一度話してみると決めた香希は、芹香にも同席してほしいと懇願します。


 翌日。
 真実が明らかになります。
 かつて「KIJIMA」を設立したのは城島、水守、香希の父親の三人だった。
 会社が飛躍するきっかけとなった商品を開発したのは香希の父親だったが、そのあとすぐに病気を理由に辞めてしまっていた。

 病気が治った後、城島たちの援助を断って新しい会社を作った香希の父親。
 しかしその会社は、城島が倒産においやっていた。

 それは、経営がうまくいかないことから酒に溺れ、家族に暴力をふるうようになった香希の父親を止めるためだった……城島の真意を知った香希は自分の憎悪が的外れなものだったことに気付きます。


 マコトとともにゴージャスを卒業し、河合荘も卒業した香希……神崎蒼は、復讐という理由を失ったことでKIJIMAからも退職しますが、傍らには最愛の恋人がいます。

 また、今後は父親の会社を復興させてみよう、と思っていた神崎ですが、それは難しいと判断した城島が、自分の所有する会社の一つを任せてもいいと言ってきます。

 それから城島と水守は、神崎が生まれた日に病院に駆け付けたこと、それまで降っていた雨がいきなり上がって青空が広がったことから、神崎の父と三人で「蒼」と名付けたのだと語るのでした……。

 これが本編のラストシーン。実は香希のエンディングだけ、ラストシーンに芹香がいないのですよ。なんか不思議な感じ。

 五年後のエピローグでは、実業家として成功した神崎に、芹香が記者としてインタビューを。

 ちょっとした意地悪のつもりで「好きな人はいますか?」と質問した芹香に、神崎は二人の出会いについて普通に語り出し、「その人に一言いいですか?」「愛してるよ」と、一枚上手の余裕の返し。笑。

 スペシャルでは、仕事でまた海外に行くことになった神崎に「私は海外に行ったことがない」と芹香。

 神崎は「じゃあ新婚旅行は海外だな」とボソリ。
 「え?」となってる芹香に何かを手渡し、「オレの分は帰ったらつける」とだけ言い残して行ってしまう神崎。

 それはエンゲージリング。

 「何て渡し方するのよ、蒼ー!」とおっかけてって、驚く神崎に満面の笑みで抱きつく芹香。
 そこで終幕になります。


 結局最後まで芹香は香希を追い掛けてました。笑。

 涼や天祢さんの時はどちらかというと追い掛けられる側だったので、また新鮮かも。

 わかりやすい正統派のツンデレですな。
 思ったより手が早くてびっくりしたけど。笑。
 永久指名前に枕を交わすのって香希だけでしたかね?? そっから両想いまで2ヶ月近くあるという。汗。

 そういうところは違うけど、香希はちょっと、リアルの彼氏と似たところがあるなーと……思ったり思わなかったり。笑。



 次はマコト。困ったぼっちゃんです。

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