ムスコ★育成★記録［７］※ネタバレ有

　三人目！　辰波　悟(タツナミ・サトル)パーフェクトED達成です☆

　いや～、やっぱり良かった！　一気に本命に踊り出たよ。

　本当に最近のヒューネックスは私のツボをよくわかってるよなあ。笑。

　ネタバレレビューは下の「→」リンクからどうぞ。

　三人目のターゲットは洋菓子店「マシェリ」の店長さん、パティシエの「辰波　悟」くんです。

　フランスで修行したお菓子作りは文句なしの腕前だが、陽気な笑顔とフランス語混じりの軽い口調で、常連の奥様方にナンパな台詞を吐きまくることから、ヒロインには「ナンパパティシエ」「マダムキラー」と、女の敵扱いをされています。

　だけどどんな口説き文句より個人的にインパクトがあったのが、


「麻咲さんはどうするのが好き？　クリーム？　オイル？　それともゼリー？
俺は何もつけない。生でやるのが一番好き」


　クロワッサンの食べ方のこと……らしい。

　わざとだ。こいつ絶対にわざとだ。


　しかしね。彼は女好きでちょっとキザだけど、いわゆるプレイボーイキャラとはちょっと違うのですよ。


　弟ルートでの辰波との出会いは、ムスコはまだ幼稚園で、彼自身が高校生の時。かなり序盤です。

　公園でブランコに乗りながら黄昏ている少年を見つけたヒロインは、彼に思わず声をかけてしまいます。

　少年は老舗和菓子店の長男坊ですが、「和菓子と洋菓子の融合」という夢があり、そのためにフランスに修行しに行きたいと思っていました。

　それを家族一同に反対されて落ち込んでたんですな。

　結局はヒロインに励まされてもう一度両親と話し合う決意をするのですが、この時ヒロインは「立派な洋菓子職人になって、私のためにいつか巨大なホールケーキを作ってね」と軽い気持ちでお願いしちゃいます。

　実は巻編と同じく、この時から辰波はヒロインに恋をしているのですが、巻と違うのは再会してすぐヒロインが公園で出会った女性と気付いてるところ。


　自分の店に「マシェリ(＝愛しい人)」という名前をつけて、ヒロインに熱烈なアプローチを日々仕掛けているんだけど、ヒロインは自分だけが辰波の特別な相手だということを全然わかってなくて、「ナンパパティシエ」としか思ってもらえない。


　巻みたいなお互いに気付かないパターンも好きだけど、こういう一方通行な情熱もまたたまらないね。萌。


　そんな二人の関係に変化が訪れるのが、未だつづく和菓子職人の父親との確執で少しナイーブになっている辰波に対して、ヒロインが「辰波くんらしくない」と言ってしまう事件。


　「俺らしいってなんだよ」「勝手に俺という人間を決めつけるなよ」とガチでぶち切れます。

「俺だって、人を愛することも、大切な人を憎むこともあるんだ」

　陽気なナンパパティシエの素顔は、苦悩を抱えた繊細な男だったんですな。

　ついに爆発しちゃった辰波くんを見て深く反省したヒロインは、手作りのお菓子を持って謝りに行きます。

　辰波のことを上べだけで決めつけていたことを詫びると同時に、それでもいつもの辰波の笑顔や、愛情のこもったスウィーツにいつも救われていることを話します。

　辰波もヒロインに八つ当たりしたことを謝り、忘れかけていた「和菓子と洋菓子の融合」という夢への決意をもう一度新たにする。

　やがて辰波の情熱は父親にも伝わり、たった一口だが辰波の作ったお菓子を食べて、話に耳を傾けてくれるようになります。


　その一方で辰波から熱烈なアプローチに少しずつ心を揺らし始めていたヒロインは、他のルート同様清四郎への消せない想いとの狭間で悩みます。

　辰波はかなり積極的で、ヒロインは３、４回くらい手を出されそうになりますが(笑)、CERO-Bのゲームだから一応すん止め。

　ただ服の中に手を入れられたり、めくられたりはしてるけど。爆。

　でも一番ぐっとくるのはやっぱり約束の巨大ホールケーキ進呈しながら、自分がブランコ少年だとカミングアウトするところですけどね。

　所詮私は色気より食い気なのさ……！！


　エピローグではパティシエとしてマシェリで働き始めたムスコ(爽やか)に対して、ちょっぴり対抗意識を燃やしてみたり、「麻咲の柔らかい二の腕が好き」とか変態発言してちょっぴり引かれてますが。

　結構似たもの義父子なんじゃないかと私は思います。


　辰波ルートのヒロインはかなりツンデレで、中盤の喧嘩以外はひたすら愛を捧げられる側です。

　パティシエという仕事への情熱、本質的には真面目で純粋なところ、けれど努めて明るく陽気に振る舞うところ、まあなんにせよ結局エロエロなところ。笑。

　すべからくツボです。

　いい男です。辰波。

　




　次は兄ルートで神楽を攻略してみようかと考えてます。