ムスコ★育成★記録［６］

　二人目、「美崎　遼真(ミサキ・リョウマ)」のパーフェクトED到達。二度目の正直でしたな。笑。
　

　今回ももちろんのことネタバレしまくりなんで、ご了承頂ける方のみ、下の「→」リンクからどうぞ☆

　今回のターゲット「美崎　遼真」は、由緒正しき書道家元・美崎流分家筋のおぼっちゃまです。
　四季ヶ原で子ども書道教室を経営しています。

　いつも和服姿、立ち居振る舞いは風雅で上品、どことなく儚げで繊細な雰囲気。

　黒髪超ロングにメガネに着物……という、好きな人にはたまらないであろう卑怯な(笑)コンボです。

　アフロヘアで日本語カタコトの黒人の助手・ミロを連れて歩いてます。すげーいいキャラしてます。ほとんどワンセットだね。笑。


　しばしば激しく咳き込んで苦しみ悶えたり、ひどい時は倒れたりしますが、実は、多分世界でたった一人の珍しい病気を患っています。

　美崎先生は抹茶が大好物なんだけど、抹茶が好き過ぎて定期的に抹茶をを服用しないと発作が起きる。

　抹茶飲むと元気になって、抹茶が切れると命に関わる抹茶ジャンキー。

　一応本人的にも人に知られるのは恥ずかしいみたいで、抹茶味のスイーツばかり食べてるクセに「抹茶好きなんですか？」と聞かれると取り繕おうとします。
　心を許した相手以外には秘密みたい。



　ヒロインとはムスコの書道教室体験入学で知り合います。

　身体の弱い美崎(原因が抹茶とは知らず　笑)を心配したヒロインは、書道教室側の木をよじ登ってノゾキをします。

　そこで美崎が書道とは別に水墨画をたしなむことを偶然知ります。

　見付かって怒られるんだけど、ヒロインは懲りずに何度も木を登って美崎の様子を見に行っちゃいます。

　最初はクールにあしらっていた美崎も、ヒロインの無鉄砲で奔放なところに不思議と惹かれていきます。

　本家当主との確執や、父親から寄せられる過剰な期待に縛られて、周囲に流されるように生きてきた美崎にとっては新鮮だったのでしょう。

　ヒロインへの思慕を募らせる一方で、美崎流分家という枷から逃れて、水墨画家になりたいという密やかな夢へ向かって彼は歩き始めます。


　美崎との重要イベントとして「月見酒に誘われる」イベントが二回あるんだけど、これがなかなかよかった。

　一回目はちょっと思わせ振り。

　「私だって女性を誘うことくらいありますよ」みたいな台詞があるんだけど、ヒロインはまだ全然相手の気持に気付いてない。

　月の下でムードたっぷりに過ごすんだけど、でもその後二人揃って泥酔しちゃうんだけどね。笑。

　美崎先生は京都出身だそうで、酔うと何故か京都弁に。しかも超大胆で明るいキャラに変貌します。

「膝枕して口移ししてくれな飲めまへ～ん」

　みたいなこと言います。笑。

　ヒロインはヒロインで豪快に高笑いしながら「飲め美崎～、いやもう、みさけだ！　みさけー」とか意味不明だし。


　でも二回目の時は正式に美崎から告白されて、ちょっと大人な展開になっちゃったりします。

「帰してさしあげたいのですが、鍵が壊れてしまったので開きません」

「理性という名の扉の鍵が壊れてしまったんです」

　みたいなこと言って、ちょっと強引に迫ってきます。きゃ。


　ヒロインはムスコが高校を卒業したら答えを出すと約束するんですが、そこからの展開は巻の時と同じです。

　無理矢理離婚させられたヒロインに手をさしのべて、ゆっくりと心を癒していく……みたいな。


　エピローグは水墨画家として個展を開く美崎と、同じく水墨画家として歩み始めたムスコ(優しい)のひとこま。

　「お義父さん」と呼ばれて喜んで、そんな自分にちょっぴり照れる美崎はなんか可愛いぞ。

　最後は結局抹茶切れ起こして、ムスコが「ミロさーん！　抹茶ー！！」とか叫んでますが。笑。

　世話の焼けるオヤジです。

　とりあえず抹茶味の何かが食べたくなること必至のルートでございました。今シーズンじゃねェのに。笑。


　美崎先生のイベントは全体的に発生が遅いからちょっとヤキモキしちゃうけど、その分、終盤は畳み掛けるような展開が楽しめるかも。


　次はやっぱし辰波かなあ……どきどき。

　その前に小説更新しますがね。