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プロフィール
HN:
麻咲
年齢:
41
性別:
女性
誕生日:
1983/05/03
職業:
フリーター
趣味:
ライブ、乙女ゲーム、カラオケ
自己紹介:
好きなバンド
janne Da Arc
Angelo
犬神サーカス団
シド
Sound Schedule
PIERROT
angela
GRANRODEO
Acid Black Cherry 他
好きな乙女ゲームとひいきキャラ
アンジェリークシリーズ(チャーリー)
遙かなる時空の中でシリーズ(無印・橘友雅、2.藤原幸鷹、3.平知盛、4・サザキ)
金色のコルダシリーズ(1&2・王崎信武、3・榊大地、氷渡貴史)
ネオアンジェリーク(ジェット)
フルハウスキス(羽倉麻生)
ときめきメモリアルGSシリーズ(1・葉月珪、2・若王子貴文)
幕末恋華シリーズ(大石鍬次郎、陸奥陽之助)
花宵ロマネスク(紫陽)
Vitaminシリーズ(X→七瀬瞬、真田正輝、永田智也 Z→方丈慧、不破千聖、加賀美蘭丸)
僕と私の恋愛事情(シグルド)
ラスト・エスコート2(天祢一星)
アラビアンズ・ロスト(ロベルト=クロムウェル)
魔法使いとご主人様(セラス=ドラグーン)
危険なマイ★アイドル(日下部浩次)
ラブマジ(双薔冬也)
星空のコミックガーデン(轟木圭吾)
リトルアンカー(フェンネル=ヨーク)
暗闇の果てで君を待つ(風野太郎)
ラブΦサミット(ジャン=マリー)
妄想彼氏学園(神崎鷹也) 他
バイト先→某損保系コールセンター
janne Da Arc
Angelo
犬神サーカス団
シド
Sound Schedule
PIERROT
angela
GRANRODEO
Acid Black Cherry 他
好きな乙女ゲームとひいきキャラ
アンジェリークシリーズ(チャーリー)
遙かなる時空の中でシリーズ(無印・橘友雅、2.藤原幸鷹、3.平知盛、4・サザキ)
金色のコルダシリーズ(1&2・王崎信武、3・榊大地、氷渡貴史)
ネオアンジェリーク(ジェット)
フルハウスキス(羽倉麻生)
ときめきメモリアルGSシリーズ(1・葉月珪、2・若王子貴文)
幕末恋華シリーズ(大石鍬次郎、陸奥陽之助)
花宵ロマネスク(紫陽)
Vitaminシリーズ(X→七瀬瞬、真田正輝、永田智也 Z→方丈慧、不破千聖、加賀美蘭丸)
僕と私の恋愛事情(シグルド)
ラスト・エスコート2(天祢一星)
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魔法使いとご主人様(セラス=ドラグーン)
危険なマイ★アイドル(日下部浩次)
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星空のコミックガーデン(轟木圭吾)
リトルアンカー(フェンネル=ヨーク)
暗闇の果てで君を待つ(風野太郎)
ラブΦサミット(ジャン=マリー)
妄想彼氏学園(神崎鷹也) 他
バイト先→某損保系コールセンター
アクセス解析
2006/11/30 (Thu)
雑記
続けてタイプBも主な特徴を20箇条にまとめてみた。
これも半分くらい当てはまるとだいたいハマる……。
あなたはこんなキャラクター、お嫌いですか??
タイプB 【かっこいいと思うひと】
1 大人。未成年だとしても周りより大人びている。
2 髪はやや長めで、ふわっとしてる。色素薄い感じ。
3 デフォルトの立ち絵が微笑み顔。
4 というか、滅多にキレたりしない。
5 フェミニスト。エスコート上手。
6 ある分野ではエキスパート、もしくは天才的素質あり。
7 非常にとっつきやすいが、誰にでも優しいので、誤解を与えやすい。
8 ヒロインに対して「君」とか「あなた」とか言う。
9 痛いところを突かれると、「あなたには敵いませんね」とか「さあね……」とかのたまう。
10 結構悪いやつには容赦しない。敵に回すと怖い。
11 誰にも言えない暗い過去や、意外な秘密がある。
12 普段は本当の実力を隠していて、いざという時おいしいところを持っていく。
13 他人には理解できない変な趣味や特技がある。。
14 文学や芸術に造詣が深い。
15 服の色がだいたい白かアースカラー。
16 制服ならブレザー。とにかくスーツが似合う。
17 体型は長身、もしくは中背で肩幅が広い。
18 最終回まで生き残れない。作品によっては、存在そのものが死亡フラグ。
19 人気投票をすると、脇役なのに1位、2位だったりする。
20 一言で言うと、天然キザ。
好きな乙女ゲーム(夜話で紹介したゲーム)のキャラでいうと……橘友雅、藤原幸鷹、若王子貴文、チャーリー、山南敬介、ヒノエ、スティラルカ……あたりかな。
金色のコルダは王崎先輩だからこっちだね。
我がことながら、こう考えるとなかなか面白いな~。
今度、女性キャラ編もやってみようかな。
これも半分くらい当てはまるとだいたいハマる……。
あなたはこんなキャラクター、お嫌いですか??
タイプB 【かっこいいと思うひと】
1 大人。未成年だとしても周りより大人びている。
2 髪はやや長めで、ふわっとしてる。色素薄い感じ。
3 デフォルトの立ち絵が微笑み顔。
4 というか、滅多にキレたりしない。
5 フェミニスト。エスコート上手。
6 ある分野ではエキスパート、もしくは天才的素質あり。
7 非常にとっつきやすいが、誰にでも優しいので、誤解を与えやすい。
8 ヒロインに対して「君」とか「あなた」とか言う。
9 痛いところを突かれると、「あなたには敵いませんね」とか「さあね……」とかのたまう。
10 結構悪いやつには容赦しない。敵に回すと怖い。
11 誰にも言えない暗い過去や、意外な秘密がある。
12 普段は本当の実力を隠していて、いざという時おいしいところを持っていく。
13 他人には理解できない変な趣味や特技がある。。
14 文学や芸術に造詣が深い。
15 服の色がだいたい白かアースカラー。
16 制服ならブレザー。とにかくスーツが似合う。
17 体型は長身、もしくは中背で肩幅が広い。
18 最終回まで生き残れない。作品によっては、存在そのものが死亡フラグ。
19 人気投票をすると、脇役なのに1位、2位だったりする。
20 一言で言うと、天然キザ。
好きな乙女ゲーム(夜話で紹介したゲーム)のキャラでいうと……橘友雅、藤原幸鷹、若王子貴文、チャーリー、山南敬介、ヒノエ、スティラルカ……あたりかな。
金色のコルダは王崎先輩だからこっちだね。
我がことながら、こう考えるとなかなか面白いな~。
今度、女性キャラ編もやってみようかな。
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2006/11/30 (Thu)
雑記
自分の二次元における理想のタイプというものを考えてみるとだいたい大雑把に2種類に分類されるらしい。
だいたい、だからどちらにも分類されなかったり、混ざってたりする場合もあるけどね。
画像はその一方をイメージした簡単なイラスト。
主な特徴を20箇条にまとめてみた。
半分くらい当てはまるとだいたいハマる……。
あなたはこんなキャラクター、お好きじゃありませんか??
タイプA 【かわいいと思うひと】
1 未成年。成人していたとしても周りより若輩。
2 短髪で直毛である。
3 デフォルトの立ち絵が不機嫌そう。あるいは完全に無表情。
4 だが、照れたり笑ったりすると異様に可愛い。
5 女嫌いで硬派。ひねくれもん。
6 夢や生き甲斐には惜しみ無い情熱を注ぐ。
7 不良っぽかったり、逆にものすごいエリートだったりして、初対面では極めてとっつきにくい。
8 ヒロインに対して「お前」とか「あんた」とか言う。
9 痛いところを突かれると「うるせぇ」とか「関係ないだろ」とかほざく。
10 なぜか動植物には優しい。特に犬、猫。
11 家庭内にトラブルを抱えている。っていうか、それでひねくれた。
12 なんだかんだ困った時は助けてくれる。根がお人好し。
13 ライバルがいる。だいたい相手のほうが上手。
14 実兄、もしくは兄貴的存在がいて、敬意ないし信頼を抱いている。
15 服の色がだいたい黒か赤。
16 制服なら学ラン。海軍式だと尚いい。
17 体型は小柄、もしくは中背でスレンダー。
18 よく流血したり、死にかけるけど、死なない。
19 人気投票をするとそこそこの順位はとるが、1位には絶対ならない程度のほどほどの人気。
20 一言で言うと、ツンデレ。
好きな乙女ゲーム(夜話で紹介したゲーム)のキャラでいうと……羽倉麻生、葉月珪、ゼフェル、キール、西園寺莢一、シグルド……あたりかな。
全部当てはまるキャラは流石にいないかも。
続けてタイプBもアップするよ~。
だいたい、だからどちらにも分類されなかったり、混ざってたりする場合もあるけどね。
画像はその一方をイメージした簡単なイラスト。
主な特徴を20箇条にまとめてみた。
半分くらい当てはまるとだいたいハマる……。
あなたはこんなキャラクター、お好きじゃありませんか??
タイプA 【かわいいと思うひと】
1 未成年。成人していたとしても周りより若輩。
2 短髪で直毛である。
3 デフォルトの立ち絵が不機嫌そう。あるいは完全に無表情。
4 だが、照れたり笑ったりすると異様に可愛い。
5 女嫌いで硬派。ひねくれもん。
6 夢や生き甲斐には惜しみ無い情熱を注ぐ。
7 不良っぽかったり、逆にものすごいエリートだったりして、初対面では極めてとっつきにくい。
8 ヒロインに対して「お前」とか「あんた」とか言う。
9 痛いところを突かれると「うるせぇ」とか「関係ないだろ」とかほざく。
10 なぜか動植物には優しい。特に犬、猫。
11 家庭内にトラブルを抱えている。っていうか、それでひねくれた。
12 なんだかんだ困った時は助けてくれる。根がお人好し。
13 ライバルがいる。だいたい相手のほうが上手。
14 実兄、もしくは兄貴的存在がいて、敬意ないし信頼を抱いている。
15 服の色がだいたい黒か赤。
16 制服なら学ラン。海軍式だと尚いい。
17 体型は小柄、もしくは中背でスレンダー。
18 よく流血したり、死にかけるけど、死なない。
19 人気投票をするとそこそこの順位はとるが、1位には絶対ならない程度のほどほどの人気。
20 一言で言うと、ツンデレ。
好きな乙女ゲーム(夜話で紹介したゲーム)のキャラでいうと……羽倉麻生、葉月珪、ゼフェル、キール、西園寺莢一、シグルド……あたりかな。
全部当てはまるキャラは流石にいないかも。
続けてタイプBもアップするよ~。
2006/11/28 (Tue)
Angelo周辺
angeloの1stツアーが無事に終了。
私は川崎・仙台と東京ファイナルに参戦してきた。
仙台が一番よかったなぁ。地方はやっぱりおいしい。次のツアーも仙台は参加したい。むしろ郡山でやってほしいけど。
ファイナルは一曲目に、今までアンコールでやってた「Holocaust」がいきなりきて、アンコールはどうなるのかと思いきやアンコールでももっかいやったのにはちと笑った。
DVDになるらしいんだけど、5曲目の問題作はちゃんと収録されるのか、されてもP音入るんじゃないか。ここ、かなり気掛かり。
レコーディングにもすぐ入るらしいけど、まずはどの曲が音源になるのだろうか。
実際もう音源にしてほしい曲が多すぎて、困る。アルバムにしようよ、アルバム。
2006年もあと一ヶ月ちょい、今のところこれでライブ納めとなってしまったが、来年は今年行きそびれたLM.C、アルビノ、それからシドのライブに行きたい。大石昌良ソロも。
そしてとりあえずジャンヌが単発でいいからいち早くライブをしてくれることを祈るばかり。
私は川崎・仙台と東京ファイナルに参戦してきた。
仙台が一番よかったなぁ。地方はやっぱりおいしい。次のツアーも仙台は参加したい。むしろ郡山でやってほしいけど。
ファイナルは一曲目に、今までアンコールでやってた「Holocaust」がいきなりきて、アンコールはどうなるのかと思いきやアンコールでももっかいやったのにはちと笑った。
DVDになるらしいんだけど、5曲目の問題作はちゃんと収録されるのか、されてもP音入るんじゃないか。ここ、かなり気掛かり。
レコーディングにもすぐ入るらしいけど、まずはどの曲が音源になるのだろうか。
実際もう音源にしてほしい曲が多すぎて、困る。アルバムにしようよ、アルバム。
2006年もあと一ヶ月ちょい、今のところこれでライブ納めとなってしまったが、来年は今年行きそびれたLM.C、アルビノ、それからシドのライブに行きたい。大石昌良ソロも。
そしてとりあえずジャンヌが単発でいいからいち早くライブをしてくれることを祈るばかり。
2006/11/28 (Tue)
乙女ゲー夜話
先日、このブログにも遊びに来てくれている、なゆきさんから「金色のコルダ」をついに借りた。
今のところ2回目の半ばということで、またもう少しやりこんだらここで取り上げようと思う。
今日のところはちょっと懐かしい「セガ・サターン」のソフトを紹介する。
ではとりあえず、乙女ゲームって何かわからない人のために今回もおなじみの解説から。
ようするにプレイヤーキャラが女で、数人の男性キャラクターが登場し、彼等との仮想恋愛を楽しむゲームのジャンル。
シュミレーション、アドベンチャー、RPGなど形態はさまざまだけど、全部まとめて乙女ゲーム。
今日紹介するゲームとは、「少女革命ウテナ~いつか革命される物語~」。
今コーナー初の原作つきゲームである。
原作つきはえてして駄作だったり、乙女ゲーとしては半端だったり、不評なことが多い。
しかしこのゲームは、アニメの世界観を見事にゲームとして再現し、ファンからも支持された。
テレビアニメ版の「少女革命ウテナ」を知らない人にはちょっときついゲームではあるけど、好きな人ならたまらないものがある筈。
アニメ序盤の設定を、必要最低限に簡単に説明すると……。
私立鳳学園では、「薔薇の刻印」という指輪を持つ、「デュエリスト」なる選ばれた生徒たちが決闘ゲームを行っている。
決闘で勝った者は「薔薇の花嫁」と呼ばれる少女を手に入れることができ、決闘に勝ち続け、彼女の所有権を持ち続けた者は、「永遠のもの」「奇跡の力」「輝くもの」などと呼ばれる「何か」を手に入れることができるとされる。
幼い頃にとある人物から「薔薇の刻印」を受け取っていた転校生の女の子・天上ウテナ(アニメでの主人公)は、望まずして決闘ゲームに巻き込まれてしまう。
だが、「薔薇の花嫁」こと姫宮アンシーが、決闘の賞品にされていること、勝者にいいようにされていることに憤り、決闘に勝ち続けて彼女を守ることを決意する。
ゲーム版はアニメでいうと、ウテナの通算4回目の決闘(有栖川戦)の直後にあたる。
プレイヤーが操るキャラクターは、ウテナのクラスに転入してきた、おさげ頭がトレードマークの女子中学生。
薔薇の刻印を持たない、ごくごく平凡な筈の彼女を中心に、恐るべき事件が起こる。
全部で10種類のエンディングがあって、そのうち「恋愛エンディング」にあたるものは、5つある。
デュエリストである天上ウテナ、桐生冬芽(きりゅう・とうが)、有栖川樹璃(ありすがわ・じゅり)、薫幹(かおる・みき)、西園寺莢一(さいおんじ・きょういち)それぞれとのエンディングになる。
ウテナと樹璃は同性なんだけど、主人公がはっきりと「恋愛感情」を自覚しているので、友情エンディングではないと思われる。
実はゲームが終わると、主人公はまた転校してしまう。
しかも冬芽以外の全員に一応想い人がいるので、恋愛が成就することはないのだが(アニメ版と整合性を持たせる為と思われる)、別れ方や後日談もキャラそれぞれなんで、プレイ後感も色々。
大抵はせつなくも爽やかな後味。
冬芽のエンディングだけは、乙女ゲーム史上に残る超最低なオチだけど、そうじゃなければ冬芽ではないので仕方がない。笑。
ゲーム中盤にかけてはオーソドックスなアドベンチャーゲーム。
選択肢を選びながら特定のキャラクターに接近していく。
この際、普通の乙女ゲームなら相手の「好感度」「親密度」「ときめき度」などというものを上げるものだけど、ここでは「心の気高さ」というものを上げる。
「心の気高さ」は、言わば志を貫く心の強さのようなもので、これが高いほど強いデュエリストになる。
ほっとくと勝手に低下していくんだけど、心の気高さが0になってしまった人は、ウテナ以外なら主人公の敵に回ってしまい、ウテナが0になるとバッドエンドかゲームオーバーが確定する。
しかしウテナ以外のメンバーで、一人も0の人がいないと、それはそれで恋愛エンディングにならないので注意。
終盤(バッドエンド除く)では、ウテナが謎のデュエリストと決闘し、主人公はウテナ以外で最も「心の気高さ」が高い相手をパートナーとして、別行動をとることになる。
この際、ウテナとパートナーの両方の「心の気高さ」を一定以上キープしていないとゲームオーバーである。
無事にウテナが決闘に勝利し、尚且つウテナかパートナーか、いずれかのルート確定イベントを見ていれば恋愛エンディングに到達することができる。
規制の緩いセガ・サターンなので、恋愛イベントも濡れ場あり裸ありで結構過激かもね。
まずオープニングで乳首までさらけだした男二人(冬芽と理事長)が唄って踊ってるような変なゲームなんで。笑。
このゲームをやって、本編では全く興味なかった「西園寺莢一」にハマってしまったのは多分私だけではあるまい。
彼は幹と並んで異様にシナリオがおいしい。
最初はお互いに「なんだ、こいつ」って感じなのが、主人公のほうがまずはちょっとずつ彼を見直していき、応援するようになる。
それに心動かされて、不器用に主人公を守ろうとする彼……。
……いいッ!! 笑。
特に入院した西園寺に一晩中付き添うイベントで、朝起きたら西園寺は病室を抜け出しちゃってんだけど、主人公の背中に彼の制服の上着がかけてある、っていう場面。
ベタと言うなかれ。萌とはそういうもんだ。笑。
ただね~、若葉ちゃんというウテナの友達も西園寺が好きだから、少し心が痛むのよね。しかも主人公は知らないもんだから質が悪いね~。
しかも若葉ちゃんたら、健気に西園寺の好きなものとか教えてくれるし。
失恋して1、2ヶ月でなかなかああは振る舞えない……。
最後に不満を一点あげると、最重要キャラクターでもあるゲームオリジナルキャラクター「三条院千種(さんじょういんちぐさ)」とのエンディングがないこと。
当然あると思ってすげー頑張ってた……ショッキング。
今のところ2回目の半ばということで、またもう少しやりこんだらここで取り上げようと思う。
今日のところはちょっと懐かしい「セガ・サターン」のソフトを紹介する。
ではとりあえず、乙女ゲームって何かわからない人のために今回もおなじみの解説から。
ようするにプレイヤーキャラが女で、数人の男性キャラクターが登場し、彼等との仮想恋愛を楽しむゲームのジャンル。
シュミレーション、アドベンチャー、RPGなど形態はさまざまだけど、全部まとめて乙女ゲーム。
今日紹介するゲームとは、「少女革命ウテナ~いつか革命される物語~」。
今コーナー初の原作つきゲームである。
原作つきはえてして駄作だったり、乙女ゲーとしては半端だったり、不評なことが多い。
しかしこのゲームは、アニメの世界観を見事にゲームとして再現し、ファンからも支持された。
テレビアニメ版の「少女革命ウテナ」を知らない人にはちょっときついゲームではあるけど、好きな人ならたまらないものがある筈。
アニメ序盤の設定を、必要最低限に簡単に説明すると……。
私立鳳学園では、「薔薇の刻印」という指輪を持つ、「デュエリスト」なる選ばれた生徒たちが決闘ゲームを行っている。
決闘で勝った者は「薔薇の花嫁」と呼ばれる少女を手に入れることができ、決闘に勝ち続け、彼女の所有権を持ち続けた者は、「永遠のもの」「奇跡の力」「輝くもの」などと呼ばれる「何か」を手に入れることができるとされる。
幼い頃にとある人物から「薔薇の刻印」を受け取っていた転校生の女の子・天上ウテナ(アニメでの主人公)は、望まずして決闘ゲームに巻き込まれてしまう。
だが、「薔薇の花嫁」こと姫宮アンシーが、決闘の賞品にされていること、勝者にいいようにされていることに憤り、決闘に勝ち続けて彼女を守ることを決意する。
ゲーム版はアニメでいうと、ウテナの通算4回目の決闘(有栖川戦)の直後にあたる。
プレイヤーが操るキャラクターは、ウテナのクラスに転入してきた、おさげ頭がトレードマークの女子中学生。
薔薇の刻印を持たない、ごくごく平凡な筈の彼女を中心に、恐るべき事件が起こる。
全部で10種類のエンディングがあって、そのうち「恋愛エンディング」にあたるものは、5つある。
デュエリストである天上ウテナ、桐生冬芽(きりゅう・とうが)、有栖川樹璃(ありすがわ・じゅり)、薫幹(かおる・みき)、西園寺莢一(さいおんじ・きょういち)それぞれとのエンディングになる。
ウテナと樹璃は同性なんだけど、主人公がはっきりと「恋愛感情」を自覚しているので、友情エンディングではないと思われる。
実はゲームが終わると、主人公はまた転校してしまう。
しかも冬芽以外の全員に一応想い人がいるので、恋愛が成就することはないのだが(アニメ版と整合性を持たせる為と思われる)、別れ方や後日談もキャラそれぞれなんで、プレイ後感も色々。
大抵はせつなくも爽やかな後味。
冬芽のエンディングだけは、乙女ゲーム史上に残る超最低なオチだけど、そうじゃなければ冬芽ではないので仕方がない。笑。
ゲーム中盤にかけてはオーソドックスなアドベンチャーゲーム。
選択肢を選びながら特定のキャラクターに接近していく。
この際、普通の乙女ゲームなら相手の「好感度」「親密度」「ときめき度」などというものを上げるものだけど、ここでは「心の気高さ」というものを上げる。
「心の気高さ」は、言わば志を貫く心の強さのようなもので、これが高いほど強いデュエリストになる。
ほっとくと勝手に低下していくんだけど、心の気高さが0になってしまった人は、ウテナ以外なら主人公の敵に回ってしまい、ウテナが0になるとバッドエンドかゲームオーバーが確定する。
しかしウテナ以外のメンバーで、一人も0の人がいないと、それはそれで恋愛エンディングにならないので注意。
終盤(バッドエンド除く)では、ウテナが謎のデュエリストと決闘し、主人公はウテナ以外で最も「心の気高さ」が高い相手をパートナーとして、別行動をとることになる。
この際、ウテナとパートナーの両方の「心の気高さ」を一定以上キープしていないとゲームオーバーである。
無事にウテナが決闘に勝利し、尚且つウテナかパートナーか、いずれかのルート確定イベントを見ていれば恋愛エンディングに到達することができる。
規制の緩いセガ・サターンなので、恋愛イベントも濡れ場あり裸ありで結構過激かもね。
まずオープニングで乳首までさらけだした男二人(冬芽と理事長)が唄って踊ってるような変なゲームなんで。笑。
このゲームをやって、本編では全く興味なかった「西園寺莢一」にハマってしまったのは多分私だけではあるまい。
彼は幹と並んで異様にシナリオがおいしい。
最初はお互いに「なんだ、こいつ」って感じなのが、主人公のほうがまずはちょっとずつ彼を見直していき、応援するようになる。
それに心動かされて、不器用に主人公を守ろうとする彼……。
……いいッ!! 笑。
特に入院した西園寺に一晩中付き添うイベントで、朝起きたら西園寺は病室を抜け出しちゃってんだけど、主人公の背中に彼の制服の上着がかけてある、っていう場面。
ベタと言うなかれ。萌とはそういうもんだ。笑。
ただね~、若葉ちゃんというウテナの友達も西園寺が好きだから、少し心が痛むのよね。しかも主人公は知らないもんだから質が悪いね~。
しかも若葉ちゃんたら、健気に西園寺の好きなものとか教えてくれるし。
失恋して1、2ヶ月でなかなかああは振る舞えない……。
最後に不満を一点あげると、最重要キャラクターでもあるゲームオリジナルキャラクター「三条院千種(さんじょういんちぐさ)」とのエンディングがないこと。
当然あると思ってすげー頑張ってた……ショッキング。
2006/11/24 (Fri)
乙女ゲー夜話
仙台は小春日和。
馬鹿みたいに厚着してくることなかったなぁ……。
などと心の中で呟きながら、今回はついにあのゲームの紹介なんだぜ。
ではとりあえず、乙女ゲームって何かわからない人のために今回もおなじみの解説から。
ようするにプレイヤーキャラが女で、数人の男性キャラクターが登場し、彼等との仮想恋愛を楽しむゲームのジャンル。
シュミレーション、アドベンチャー、RPGなど形態はさまざまだけど、全部まとめて乙女ゲーム。
そんな乙女ゲームの今日の繁栄は、この作品を抜きにしては語れない。
元祖女性向け恋愛SLG「アンジェリーク」シリーズ。
信長の野望や三国志など、渋い歴史ゲームで名をはせていたコーエーからまさかこんなゲームが出るとは誰も思わなかった筈。笑。
最初は育成SLGとしての発売で、恋愛エンディングがあるっていうことに気付かないユーザーもいたらしいけどね。
もう大河ドラマばりの展開を見せてるんで、設定やストーリーを紹介するのも一苦労なんだけど、ちょっと頑張ってみる。
アンジェリークの世界では、宇宙を一人の女王様が統べている。
女王っていうか、まあ、女神様みたいなものと考えて頂きたい。
女王は九人の守護聖(しゅごせい)と呼ばれる男性たちを従え、聖地というところで宇宙の平和を支えている。
しかし女王もやがては力が尽きる時がやってきて、そんな時は新たな女王を立てるために女王試験を行う。
女王の資質を持つ二人の少女が聖地に招かれ、どちらがふさわしいか試されるのである。
無印はこの女王試験が主軸となっていて、試験のために作られた「飛空都市」という浮島が舞台。
主人公はアンジェリーク・リモージュ(名前変更可)。ちなみにこの時即位している女王様の本名も実は「アンジェリーク」という設定。恋愛対象は守護聖様9人。
同じアンジェリーク・リモージュが主役の派生ソフト「ふしぎの国のアンジェリーク」では「旅の商人」を名乗るダンディなお方とも仲良くなれる。
「2」では、リモージュが女王になった新世代の聖地が舞台になる。
リモージュが治める宇宙とは別の新しい宇宙(理解しづらかったら異次元と考えておくれやす)の初代女王(創成の女王)を決めるために女王試験が行われる。
ヒロインはアンジェリーク・コレット。
アンジェリークシリーズでは唯一、ヒロインの性格設定を、元気・勝ち気・温和から選べた。
攻略対象は引き続き9人の守護聖と、新たに3人の教官、3人の協力者が追加される。
ヒロインが変わって、恋愛対象だけ引き継がれたことは賛否あったけど、私はそんなに嫌じゃなかった。
それからRPGで、コレットが女王となったあと、二つの宇宙に訪れた危機を描いた派生ソフト「天空の鎮魂歌」が出た。
ヒロインは引き続きコレット、新たな恋愛対象として謎の剣士「アリオス」が。
というか、ぶっちゃけこのゲームに関しては「アリオス」がメインなんだけど。
この「天空の鎮魂歌」までは、女王は恋愛しちゃいけないという設定付けがしっかりなされていて(故に無印や2では、女王になることと、好きな人と結ばれることは両立できず、恋愛エンディング=女王候補辞退となる)、女王に即位してしまっているヒロインは、最後は必ず好きな人と離れ離れになってしまう。
制作サイドによると「悲恋」がテーマのゲームだそうだ。
アリオスのエンディングでは相当泣かされた記憶がある。笑。
そして、いよいよ本家育成SLGとしての3作目が「アンジェリークトロワ」。
ヒロインは引き続きコレット。またコレット。
舞台は謎の大陸「アルカディア」。
恋愛対象は「天空の鎮魂歌」と同じ。
悲しい別れをしたあのお方とまた一緒に過ごせて、しかも今回はめでたく結ばれる。
え? 女王は恋愛しちゃ駄目なんじゃ?? ……という疑問には「幸せじゃない女王が治める宇宙が幸せになんかなれるか~」という素敵な解答が(笑)。
「アルカディア」でなら密会OKという新しいルールができてめでたしめでたし。
これでコレットの時代が終わって、次の「アンジェリーク・エトワール」では「エンジュ」という新ヒロインに代替わりするんだけど、あまりにもコレットの時代が長すぎて、スイッチできないユーザーが多く(特にアリオスの相手はやはり、コレットでないと違和感がある)、立ち絵が原画に近いトロワに比べてイマイチだったり、システムが面倒だったりで、人気があんまり出なかったんだよね。
代々「ジョジョ」ばりに引き継がれた「アンジェリーク」という名前じゃないのも残念だが。笑。
ちなみに恋愛対象3人追加で総勢19人。多ッ。
コーエーも流石に限界を感じたか、次の「ネオアンジェリーク」では、世界観を引き継ぎながらも恋愛対象を一新、ヒロインの名前は再びアンジェリークに。
まあ、私はまだやってないからよくわかんないけど、遙かシリーズと似たシステムが色々導入されてるらしいね。
気になるキャラもいるから、そのうちやってみるかも。
アンジェリークの魅力、それは「歴史」かな。
老舗乙女ゲームとして、一時期ほど脚光を浴びることはなくても、その偉大な歴史とともに人々の記憶に刻まれ、果てることなく作り続けられていくのではないかと。
あと、「2」シングルコレクションあたりから、キャラソンのクオリティがすごく上がって、やたらと名曲揃いなのよ。
是非もっともっとカラオケに入れて頂きたいね。
馬鹿みたいに厚着してくることなかったなぁ……。
などと心の中で呟きながら、今回はついにあのゲームの紹介なんだぜ。
ではとりあえず、乙女ゲームって何かわからない人のために今回もおなじみの解説から。
ようするにプレイヤーキャラが女で、数人の男性キャラクターが登場し、彼等との仮想恋愛を楽しむゲームのジャンル。
シュミレーション、アドベンチャー、RPGなど形態はさまざまだけど、全部まとめて乙女ゲーム。
そんな乙女ゲームの今日の繁栄は、この作品を抜きにしては語れない。
元祖女性向け恋愛SLG「アンジェリーク」シリーズ。
信長の野望や三国志など、渋い歴史ゲームで名をはせていたコーエーからまさかこんなゲームが出るとは誰も思わなかった筈。笑。
最初は育成SLGとしての発売で、恋愛エンディングがあるっていうことに気付かないユーザーもいたらしいけどね。
もう大河ドラマばりの展開を見せてるんで、設定やストーリーを紹介するのも一苦労なんだけど、ちょっと頑張ってみる。
アンジェリークの世界では、宇宙を一人の女王様が統べている。
女王っていうか、まあ、女神様みたいなものと考えて頂きたい。
女王は九人の守護聖(しゅごせい)と呼ばれる男性たちを従え、聖地というところで宇宙の平和を支えている。
しかし女王もやがては力が尽きる時がやってきて、そんな時は新たな女王を立てるために女王試験を行う。
女王の資質を持つ二人の少女が聖地に招かれ、どちらがふさわしいか試されるのである。
無印はこの女王試験が主軸となっていて、試験のために作られた「飛空都市」という浮島が舞台。
主人公はアンジェリーク・リモージュ(名前変更可)。ちなみにこの時即位している女王様の本名も実は「アンジェリーク」という設定。恋愛対象は守護聖様9人。
同じアンジェリーク・リモージュが主役の派生ソフト「ふしぎの国のアンジェリーク」では「旅の商人」を名乗るダンディなお方とも仲良くなれる。
「2」では、リモージュが女王になった新世代の聖地が舞台になる。
リモージュが治める宇宙とは別の新しい宇宙(理解しづらかったら異次元と考えておくれやす)の初代女王(創成の女王)を決めるために女王試験が行われる。
ヒロインはアンジェリーク・コレット。
アンジェリークシリーズでは唯一、ヒロインの性格設定を、元気・勝ち気・温和から選べた。
攻略対象は引き続き9人の守護聖と、新たに3人の教官、3人の協力者が追加される。
ヒロインが変わって、恋愛対象だけ引き継がれたことは賛否あったけど、私はそんなに嫌じゃなかった。
それからRPGで、コレットが女王となったあと、二つの宇宙に訪れた危機を描いた派生ソフト「天空の鎮魂歌」が出た。
ヒロインは引き続きコレット、新たな恋愛対象として謎の剣士「アリオス」が。
というか、ぶっちゃけこのゲームに関しては「アリオス」がメインなんだけど。
この「天空の鎮魂歌」までは、女王は恋愛しちゃいけないという設定付けがしっかりなされていて(故に無印や2では、女王になることと、好きな人と結ばれることは両立できず、恋愛エンディング=女王候補辞退となる)、女王に即位してしまっているヒロインは、最後は必ず好きな人と離れ離れになってしまう。
制作サイドによると「悲恋」がテーマのゲームだそうだ。
アリオスのエンディングでは相当泣かされた記憶がある。笑。
そして、いよいよ本家育成SLGとしての3作目が「アンジェリークトロワ」。
ヒロインは引き続きコレット。またコレット。
舞台は謎の大陸「アルカディア」。
恋愛対象は「天空の鎮魂歌」と同じ。
悲しい別れをしたあのお方とまた一緒に過ごせて、しかも今回はめでたく結ばれる。
え? 女王は恋愛しちゃ駄目なんじゃ?? ……という疑問には「幸せじゃない女王が治める宇宙が幸せになんかなれるか~」という素敵な解答が(笑)。
「アルカディア」でなら密会OKという新しいルールができてめでたしめでたし。
これでコレットの時代が終わって、次の「アンジェリーク・エトワール」では「エンジュ」という新ヒロインに代替わりするんだけど、あまりにもコレットの時代が長すぎて、スイッチできないユーザーが多く(特にアリオスの相手はやはり、コレットでないと違和感がある)、立ち絵が原画に近いトロワに比べてイマイチだったり、システムが面倒だったりで、人気があんまり出なかったんだよね。
代々「ジョジョ」ばりに引き継がれた「アンジェリーク」という名前じゃないのも残念だが。笑。
ちなみに恋愛対象3人追加で総勢19人。多ッ。
コーエーも流石に限界を感じたか、次の「ネオアンジェリーク」では、世界観を引き継ぎながらも恋愛対象を一新、ヒロインの名前は再びアンジェリークに。
まあ、私はまだやってないからよくわかんないけど、遙かシリーズと似たシステムが色々導入されてるらしいね。
気になるキャラもいるから、そのうちやってみるかも。
アンジェリークの魅力、それは「歴史」かな。
老舗乙女ゲームとして、一時期ほど脚光を浴びることはなくても、その偉大な歴史とともに人々の記憶に刻まれ、果てることなく作り続けられていくのではないかと。
あと、「2」シングルコレクションあたりから、キャラソンのクオリティがすごく上がって、やたらと名曲揃いなのよ。
是非もっともっとカラオケに入れて頂きたいね。
2006/11/24 (Fri)
乙女ゲー夜話
とりあえず予告どおりにというか、もう一本語っとくことにする。
これは今まで紹介したゲームと比べて、断トツにマイナーだと思われる。
「ピノッチアのみる夢」という育成SLGのご紹介。
ではとりあえず、乙女ゲームって何かわからない人のために今回もおなじみの解説から。
ようするにプレイヤーキャラが女で、数人の男性キャラクターが登場し、彼等との仮想恋愛を楽しむゲームのジャンル。
シュミレーション、アドベンチャー、RPGなど形態はさまざまだけど、全部まとめて乙女ゲーム。
このゲームは「第四夜」で紹介した「ぼくとわたしの恋愛事情」と同じように、主人公の性別を選ぶことが可能。リバゲである。
ただし相手が同性の場合は恋愛感情は芽生えないので、そっちがダメな人も大丈夫かも。
さて、このゲーム。毎度コピペしてる乙女ゲーの簡単な定義からもう一つ逸脱している。
相手は複数ではなく、一回のプレイごとに一人しか出てこない点だ。
主人公は人形師なのだが、「ピノッチア」という命を持つ人形(貴族たちがステータスとして、ペットのように連れている) の製作に行き詰まり、クリスマスの夜にあやうく過労死しかけたところ、天の声を聞き、神様から赤ちゃんのピノッチアを授かる。
しかもこのピノッチア、何十年経っても姿の変わらない普通のピノッチアと違って、どんどん成長してしまう。
主人公はびっくりしつつも、我が子同然のピノッチアに愛情を注いでいく。
その愛がやがて別な想いに変わっていくわけですな。
さてこのピノッチア、まずは赤ちゃんの時にどう育てるかによって、五歳児の姿になった時に性別が変わる。
更にそこからどう育てたかで、性別ごとに三通りのキャラに変化する。
まあ、たまごっちみたいなもんと考えてくれ。
女主人公の恋愛対象となる男の子ピノッチアは、ヤンチャで明るい、作品名「空天使」ことランパート、キザで真面目な性格の、作品名「金貴天使」ことアレン、電波ゆんゆんな不思議少年、作品名「月天使」ことクラレンス。
ちなみにクラレンスに変身した時だけあからさまに主人公が「うわ~、やっちゃった~」というリアクションを見せるが(笑)、別に失敗ってわけではなく、恐らく全キャラ中一番人気があるんじゃないかなぁ。私も本命だったし。
とはいえ、ぼくわたの「スティラルカ」、ツアーパーティーというゲームの「響」という男と並ぶ乙女ゲーム界三大電波の一角なんで、かなりエキセントリックであることは保証する。
まあ、本編中にはもちろんどれか一体しか出てこないわけだけど、六体のピノッチアが勢揃いしてるゴスロリなジャケがめっちゃ好きで、昔コピーして持ち歩いてた。
今見ると、なんだか今にもアリスゲームが始まりそうだけど。笑。
ちなみにゲーム中に主人公の顔と名前は登場せず、ピノッチアからは「レディ」と呼ばれる(男主人公ならマスター。お父様ではない←しつこいか) 。
これがなんだか独特な味わいを出しててイイ!!
さて、ゲームのエンディングは、ピノッチアの育成状況と主人公との関係によって変化する。
意外と育成が難しいので、最初に見てしまいがちなのがバッドエンド「葬式エンド」。
主人公とピノッチアはずっと幸せに暮らすんだけど、月日が流れると人間である主人公は老いて、やがて天に召される。
ピノッチアもただの木の人形に戻ってしまう。せつないぞ、これは。
それからピノッチアが、王女(あるいは王子)にみそめられて結ばれるエンド。これは悔しいオチだ。笑。
続いて同性のピノッチアが性転換してしまうエンド。これはもうギャグ全開。
そして一つのハッピーエンドの形と言える、ピノッチアが夢を叶えるために主人公のもとから巣立つエンド。
最後に、再び奇跡が起きて人間の姿になったピノッチアと主人公が結ばれるエンドである。
比較的コミカルな会話や描写の多いゲームなのに、なんだか妙にせつない世界。
なんていうか、すごく「綺麗」なんだよね。それって何か儚いし、それだけで胸をしめつけてくる。
私は、映画やドラマでも、これでもかってくらい不幸や鬱を押し付けて、「感動作品」という顔をしてる作品があんまり好きじゃない。
本当に「感動」させてくれる作品は、だいたいもっと肩の力が抜けてるもんだ。
笑いの中にヒトサジの涙、っていう構成が品のある感動作品じゃないかなって思う。
まあ、好みの問題だがね。恋華といい、遙かといい、そのへんのバランスが絶妙だと思うもの。
ピノッチアは、けして他と比べて優れたゲームってわけじゃない。
スチルだって、システム周りだって安っぽく見えるが、逆にそこがこのゲームの作風とマッチしてる。
あんまり有名な作品じゃないけど、私はすごく好きだったな。
これは今まで紹介したゲームと比べて、断トツにマイナーだと思われる。
「ピノッチアのみる夢」という育成SLGのご紹介。
ではとりあえず、乙女ゲームって何かわからない人のために今回もおなじみの解説から。
ようするにプレイヤーキャラが女で、数人の男性キャラクターが登場し、彼等との仮想恋愛を楽しむゲームのジャンル。
シュミレーション、アドベンチャー、RPGなど形態はさまざまだけど、全部まとめて乙女ゲーム。
このゲームは「第四夜」で紹介した「ぼくとわたしの恋愛事情」と同じように、主人公の性別を選ぶことが可能。リバゲである。
ただし相手が同性の場合は恋愛感情は芽生えないので、そっちがダメな人も大丈夫かも。
さて、このゲーム。毎度コピペしてる乙女ゲーの簡単な定義からもう一つ逸脱している。
相手は複数ではなく、一回のプレイごとに一人しか出てこない点だ。
主人公は人形師なのだが、「ピノッチア」という命を持つ人形(貴族たちがステータスとして、ペットのように連れている) の製作に行き詰まり、クリスマスの夜にあやうく過労死しかけたところ、天の声を聞き、神様から赤ちゃんのピノッチアを授かる。
しかもこのピノッチア、何十年経っても姿の変わらない普通のピノッチアと違って、どんどん成長してしまう。
主人公はびっくりしつつも、我が子同然のピノッチアに愛情を注いでいく。
その愛がやがて別な想いに変わっていくわけですな。
さてこのピノッチア、まずは赤ちゃんの時にどう育てるかによって、五歳児の姿になった時に性別が変わる。
更にそこからどう育てたかで、性別ごとに三通りのキャラに変化する。
まあ、たまごっちみたいなもんと考えてくれ。
女主人公の恋愛対象となる男の子ピノッチアは、ヤンチャで明るい、作品名「空天使」ことランパート、キザで真面目な性格の、作品名「金貴天使」ことアレン、電波ゆんゆんな不思議少年、作品名「月天使」ことクラレンス。
ちなみにクラレンスに変身した時だけあからさまに主人公が「うわ~、やっちゃった~」というリアクションを見せるが(笑)、別に失敗ってわけではなく、恐らく全キャラ中一番人気があるんじゃないかなぁ。私も本命だったし。
とはいえ、ぼくわたの「スティラルカ」、ツアーパーティーというゲームの「響」という男と並ぶ乙女ゲーム界三大電波の一角なんで、かなりエキセントリックであることは保証する。
まあ、本編中にはもちろんどれか一体しか出てこないわけだけど、六体のピノッチアが勢揃いしてるゴスロリなジャケがめっちゃ好きで、昔コピーして持ち歩いてた。
今見ると、なんだか今にもアリスゲームが始まりそうだけど。笑。
ちなみにゲーム中に主人公の顔と名前は登場せず、ピノッチアからは「レディ」と呼ばれる(男主人公ならマスター。お父様ではない←しつこいか) 。
これがなんだか独特な味わいを出しててイイ!!
さて、ゲームのエンディングは、ピノッチアの育成状況と主人公との関係によって変化する。
意外と育成が難しいので、最初に見てしまいがちなのがバッドエンド「葬式エンド」。
主人公とピノッチアはずっと幸せに暮らすんだけど、月日が流れると人間である主人公は老いて、やがて天に召される。
ピノッチアもただの木の人形に戻ってしまう。せつないぞ、これは。
それからピノッチアが、王女(あるいは王子)にみそめられて結ばれるエンド。これは悔しいオチだ。笑。
続いて同性のピノッチアが性転換してしまうエンド。これはもうギャグ全開。
そして一つのハッピーエンドの形と言える、ピノッチアが夢を叶えるために主人公のもとから巣立つエンド。
最後に、再び奇跡が起きて人間の姿になったピノッチアと主人公が結ばれるエンドである。
比較的コミカルな会話や描写の多いゲームなのに、なんだか妙にせつない世界。
なんていうか、すごく「綺麗」なんだよね。それって何か儚いし、それだけで胸をしめつけてくる。
私は、映画やドラマでも、これでもかってくらい不幸や鬱を押し付けて、「感動作品」という顔をしてる作品があんまり好きじゃない。
本当に「感動」させてくれる作品は、だいたいもっと肩の力が抜けてるもんだ。
笑いの中にヒトサジの涙、っていう構成が品のある感動作品じゃないかなって思う。
まあ、好みの問題だがね。恋華といい、遙かといい、そのへんのバランスが絶妙だと思うもの。
ピノッチアは、けして他と比べて優れたゲームってわけじゃない。
スチルだって、システム周りだって安っぽく見えるが、逆にそこがこのゲームの作風とマッチしてる。
あんまり有名な作品じゃないけど、私はすごく好きだったな。
2006/11/23 (Thu)
乙女ゲー夜話
夜行バスでangeloツアー仙台に移動中☆
いかにもな人だらけです。なんだこの黒髪率の低さは。
サウスケの主催イベントで初めて行った街・仙台。それから何度も行ったけど、サウスケ以外で遠征するのは実は初めてだったり。
う~ん、星回りもいいし楽しめそうだね。
さて、まあ時間はたっぷりあるので、今宵も気の向くままに夜語りを。
ではとりあえず、乙女ゲームって何かわからない人のために今回もおなじみの解説から。
ようするにプレイヤーキャラが女で、数人の男性キャラクターが登場し、彼等との仮想恋愛を楽しむゲームのジャンル。
シュミレーション、アドベンチャー、RPGなど形態はさまざまだけど、全部まとめて乙女ゲーム。
今夜はまた自己ランキング外のゲーム紹介なんだけど。「ファンタスティック・フォーチュン」っていうSLG。
一応続編は出てるんだけど未プレイだし、イマイチ世間さまの評価が高くないようで食指が動かない感じ。
けど無印はなかなかの佳作だったよ。
最初PCゲームとして発売されたんだけど、ずっとやりたかったんだよね。
そしたら署名運動みたいのが世の中でもあったらしく、めでたくPSに移植された。
このゲームの最大の特色はプレイヤーが操るキャラを、とある王国(ザ・ファンタジーな剣と魔法の世界)で暮らす三人から選べるところ。
王国の末っ娘プリンセス・ディアーナ、近衛騎士団の新人騎士・シルフィス、そして異世界から迷い込んだ女子高生・メイ(なんちゃらの娘とか、なんちゃらの神子とかではない普通の人 笑)。
選ばなかった二人はプレイヤーが操るヒロインの友人として登場し、百合風味な友情エンドも見られる。
プレイヤーキャラを選べるゲームが他にないわけじゃないけど、徹底して違う立場の三人というのは意外とない。
例えば近衛騎士団の隊長である「レオニス」というキャラを攻略する場合、プリンセスにとっては自分の家臣、騎士にとっては直属の上司、女子高生にとってはただの怖面な渋いおじさんである。
レオニスのほうのプレイヤーに接する態度も当然違ってくる。
一応攻略対象ごとに本命っぽいキャラはいて(レオニスなら騎士)、他のヒロインと毛色の違うイベントやエンディングがあったりはするけど、意外と違うヒロインとの組み合わせが萌えだったりするから侮れない。
また、ヒロインごとに違う、隠し扱いの恋愛対象がいるのもいい感じ。
また、このゲームで恐らく一番人気のあるヒロインは騎士・シルフィスだけど、なんとこの役、石田彰さんがやっている。
某美少女戦士で、超綺麗なオカマちゃん役をやってて衝撃を受けたことがあったけど、まさか乙女ゲームのヒロインまでやるとは。
実はシルフィスは特殊な一族なので、お年頃になるまでは性別が決まってないという設定。
男でも女でもないということで、石田さんが中性的な演技でもって担当してる。
シルフィス自体、礼儀正しい少年という感じのキャラだから、オカマっぽい印象ではないのでご安心を。
ゲームの進め方は、平日は主にコマンドで自キャラを育成、休日に街を散策してイベントを起こしたり、お目当てさんと会話したりしながら、フラグ立てと好感度上げをしていく。
一年以内に誰かとラブラブになるか、ヒロインごとに設定された目標(ディアーナ→初恋の君と再会し、結ばれる シルフィス→一人前の騎士になる メイ→元の世界に帰る) をこなさなければBADなエンディングとなる。
また、シルフィスの場合はとある選択肢によって、精悍な男性騎士か、麗しい女性騎士か、どちらかの姿に成長する。
成長して女になったら声は変わるのかな。いや、喋らないからわからないけど。笑。
ちなみに私のごひいきキャラは「キール」。
双子の兄弟で、魔道の研究をしている。
召喚魔法の実験にまきこまれてやってきたメイちゃんを保護して、一つ屋根の下で暮らす皮肉屋のツンデレ眼鏡。
天才な兄貴を持ってしまったので、実は深いコンプレックスを持ってたり。
童顔なので、母性本能くすぐり系と言えるのかも。
そんな彼はやっぱりメイちゃんとくっつくエンディングが一番好きだけど、ディアーナに身分違いな恋をして、「いつかふさわしい男になって帰ってくる」みたいなことを言って去っていくエンディングもよかった。
最後のスチルで真っ白な正装みたいな格好で立つ彼にディアーナが駆け寄って終わる。
よくわからんがひとかどの者になった模様。笑。
シルフィスではレオニス、ディアーナでは隠しキャラとのエンディングが一番好きかも。
そういやエンディングスチルがベッドの上っていうカップルがあったりして、なにげに微エロだった。
当時、流石はPCゲームと思ったけど、最近はそんなの珍しくなくなっちゃったね。笑。
それと、このゲームには惜しまれつつは亡くなられた鈴置氏や塩沢氏も恋愛対象キャラとして出演してるんで、お二方のファンだった方にもお勧めっス。
以上、「ファンタスティック・フォーチュン」紹介でした。
……夜は長いし、もう一本書くか~??
いかにもな人だらけです。なんだこの黒髪率の低さは。
サウスケの主催イベントで初めて行った街・仙台。それから何度も行ったけど、サウスケ以外で遠征するのは実は初めてだったり。
う~ん、星回りもいいし楽しめそうだね。
さて、まあ時間はたっぷりあるので、今宵も気の向くままに夜語りを。
ではとりあえず、乙女ゲームって何かわからない人のために今回もおなじみの解説から。
ようするにプレイヤーキャラが女で、数人の男性キャラクターが登場し、彼等との仮想恋愛を楽しむゲームのジャンル。
シュミレーション、アドベンチャー、RPGなど形態はさまざまだけど、全部まとめて乙女ゲーム。
今夜はまた自己ランキング外のゲーム紹介なんだけど。「ファンタスティック・フォーチュン」っていうSLG。
一応続編は出てるんだけど未プレイだし、イマイチ世間さまの評価が高くないようで食指が動かない感じ。
けど無印はなかなかの佳作だったよ。
最初PCゲームとして発売されたんだけど、ずっとやりたかったんだよね。
そしたら署名運動みたいのが世の中でもあったらしく、めでたくPSに移植された。
このゲームの最大の特色はプレイヤーが操るキャラを、とある王国(ザ・ファンタジーな剣と魔法の世界)で暮らす三人から選べるところ。
王国の末っ娘プリンセス・ディアーナ、近衛騎士団の新人騎士・シルフィス、そして異世界から迷い込んだ女子高生・メイ(なんちゃらの娘とか、なんちゃらの神子とかではない普通の人 笑)。
選ばなかった二人はプレイヤーが操るヒロインの友人として登場し、百合風味な友情エンドも見られる。
プレイヤーキャラを選べるゲームが他にないわけじゃないけど、徹底して違う立場の三人というのは意外とない。
例えば近衛騎士団の隊長である「レオニス」というキャラを攻略する場合、プリンセスにとっては自分の家臣、騎士にとっては直属の上司、女子高生にとってはただの怖面な渋いおじさんである。
レオニスのほうのプレイヤーに接する態度も当然違ってくる。
一応攻略対象ごとに本命っぽいキャラはいて(レオニスなら騎士)、他のヒロインと毛色の違うイベントやエンディングがあったりはするけど、意外と違うヒロインとの組み合わせが萌えだったりするから侮れない。
また、ヒロインごとに違う、隠し扱いの恋愛対象がいるのもいい感じ。
また、このゲームで恐らく一番人気のあるヒロインは騎士・シルフィスだけど、なんとこの役、石田彰さんがやっている。
某美少女戦士で、超綺麗なオカマちゃん役をやってて衝撃を受けたことがあったけど、まさか乙女ゲームのヒロインまでやるとは。
実はシルフィスは特殊な一族なので、お年頃になるまでは性別が決まってないという設定。
男でも女でもないということで、石田さんが中性的な演技でもって担当してる。
シルフィス自体、礼儀正しい少年という感じのキャラだから、オカマっぽい印象ではないのでご安心を。
ゲームの進め方は、平日は主にコマンドで自キャラを育成、休日に街を散策してイベントを起こしたり、お目当てさんと会話したりしながら、フラグ立てと好感度上げをしていく。
一年以内に誰かとラブラブになるか、ヒロインごとに設定された目標(ディアーナ→初恋の君と再会し、結ばれる シルフィス→一人前の騎士になる メイ→元の世界に帰る) をこなさなければBADなエンディングとなる。
また、シルフィスの場合はとある選択肢によって、精悍な男性騎士か、麗しい女性騎士か、どちらかの姿に成長する。
成長して女になったら声は変わるのかな。いや、喋らないからわからないけど。笑。
ちなみに私のごひいきキャラは「キール」。
双子の兄弟で、魔道の研究をしている。
召喚魔法の実験にまきこまれてやってきたメイちゃんを保護して、一つ屋根の下で暮らす皮肉屋のツンデレ眼鏡。
天才な兄貴を持ってしまったので、実は深いコンプレックスを持ってたり。
童顔なので、母性本能くすぐり系と言えるのかも。
そんな彼はやっぱりメイちゃんとくっつくエンディングが一番好きだけど、ディアーナに身分違いな恋をして、「いつかふさわしい男になって帰ってくる」みたいなことを言って去っていくエンディングもよかった。
最後のスチルで真っ白な正装みたいな格好で立つ彼にディアーナが駆け寄って終わる。
よくわからんがひとかどの者になった模様。笑。
シルフィスではレオニス、ディアーナでは隠しキャラとのエンディングが一番好きかも。
そういやエンディングスチルがベッドの上っていうカップルがあったりして、なにげに微エロだった。
当時、流石はPCゲームと思ったけど、最近はそんなの珍しくなくなっちゃったね。笑。
それと、このゲームには惜しまれつつは亡くなられた鈴置氏や塩沢氏も恋愛対象キャラとして出演してるんで、お二方のファンだった方にもお勧めっス。
以上、「ファンタスティック・フォーチュン」紹介でした。
……夜は長いし、もう一本書くか~??