金色のコルダ３・個別感想その２＋バトン

　個別感想第２弾は、響也、新、ハル、八木沢です。
　結構シナリオが不満だったキャラとかもいて、ちょっと評価辛いかもしれないんですが、キャラ自体はみんな大好きですよ……と先に書いておこう。笑。


　表記事はまた、カオスなバトンです。
　人数合わなくて、もとのバトンより勝手に水増ししです。



新境地台詞バトン ～漫画を用意してね！～


まずは下の数字に好きなキャラクターを当てはめて下さい。

1:冥加
2:新
3:大地
4:蓬生
5:火積
6:千秋
7:律
8:響也
9:八木沢
10:天宮
11:七海
12:ハル


↑↑今回は身長順。律意外に低いな。笑。


できましたか？
それでは次は下のアルファベットに持っている漫画を当てはめて下さい。


A:少年進化論(無印)
B:浅草ヤング妖品店(１)
C:Roman(２)
D:花
E:フルハウスキス(３)
F:若草一家で行こう
G:黒執事(１)
H:リセット(７)
I:THE FINAL DAY
J:ヘタリア(１)
K:華迷宮
L:天街浪詩


↑↑半分以上めっちゃマニアックなマンガ混ざってますね。


できましたか？
では今から漫画のページとキャラを指定します。
そのページ内で、指定されたキャラが一番言いそうもない台詞をキャラに言わせてみて下さい。

※そのページに台詞、もしくはページ自体が無かった場合、その前後のページで構いません。



※是非、中の人の声でご想像下さい。


・（F）の124ページを（1）に

冥加「飲む？飲む？今夜は無礼講よっ」


マ　ジ　っ　す　か　？


・（J）の97ページを（2）に

新「肉親同士で殺し合い始めなきゃいいけど…」


水嶋家に何があった？　オヤシロ様か！？


・（I）の36ページを（3）に

大地「いやあああっ！！」

こっちの台詞だ。


・（B）の17ページを（4）に

蓬生「研二…」

……誰？


・（G）の157ページを（5）に

火積「いえ　私はあくまで執事ですよ」

いかつい執事キタコレ　笑。


・（A）の59ページを（6）に

千秋「俺もう学校行くから　父さんも仕事遅れないようにね」

お父さんと仲直りできてよかったね……。


・（E）の55ページを（7）に

律「一哉くんのバカ…」


御堂さん家の御曹司と何がありましたか？


・（H）の100ページを（8）に

響也「あらぁーっ　ゴキブリじゃなぁーい！！」

ボイスで想像したら、グレルでしかなかった。


・（D）の71ページを（9）に

八木沢「あの死体はァ――何人殺したかは覚えてないけど――ん――紅子ちゃんの弟くんと金沢くんと…あとはお店のお客さん達」


……え、あ……そう。

聞き捨てならない名前があったような……

・（C）の24ページを（10）に

天宮「ふっ　ふふふ　ははっ…　あははははは」

おい、天宮壊れたぞ……冥加なんとかしろよ！？


・（L）の142ページを（11）に

七海「…言っとくが　オレはお前らの凍死体を見たくなかっただけだからな」

なんかすいません、サンマーメン差し入れてもらっちゃって……。


・（K）の153ページを（12）に

ハル「マァ―マぁ～～」


ハルくんのママか、美人だろうな。笑。



↓おまけ↓


・（C）の39ページを（1）に

冥加「うるさいっ　僕は知らないっ　放せよっ……」

ちび冥加か？


・（A）の8ページを（2）に

新「俺はこの顔が嫌いだ」

なんで？可愛いじゃん。


・（D）の13ページを（3）に

大地「え…あ――僕はさっきポテチ食べすぎてお腹いっぱいで…」

そんな……せっかくのカキのポン酢ジュレが……。


・（I）の80ページを（4）に

蓬生「カズ　火炎ビンだぜ　いいだろ」


だから誰だよ！　そしてそれで何する気だ。笑。


・（H）の43ページを（5）に

火積「あたしとつきあってください…！！」

いいよ。


・（J）の99ページを（6）に

千秋「ちゃ…ちゃんとおそうじしてるよ！　だから大丈…」

そうだぞ、居候はちゃんと働け、至誠館みたいに。


・（B）の5ページを（7）に

律「もしここにある他のﾞみやげものﾞに傷ひとつでもつければ　君は即刻浅草寺の倉にもどす」

鬼部長すぎる……！！


・（E）の10ページを（8）に

響也「僕　デート」

ん。いってらっしゃい。


・（G）の62ページを（9）に

八木沢「曲が始まったらまずは左足から…」


八木沢さんはワルツ踊れるんですね！


・（F）の74ページを（10）に

天宮「オレもう大人だよ　14だもん」

サバ読んでたーー！！　中等部だったのか……。


・（K）の111ページを（11）に

七海「それにしても　さすがは警察　調べるとなれば早いものだね」

警察に頼んで、水嶋家と八木沢くんと天宮と、蓬生さんを調べたほうがいいですよ。


・（L）の33ページを（12）に

ハル「アイツは金づるだ　それ以外のなんでもねぇ」

おまわりさん、こっちにも要注意人物が。泣。




お疲れ様でした。
このような形の新境地バトンは見あたらなかったので作ってみました。

回す人がいればどうぞ。



　選んだのは殺伐としたマンガばっかりじゃないんだけどな……どうしてこうなった。笑。




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　如月響也。

　星奏学院、音楽科２年。ヴァイオリン担当。

　律が再会系幼なじみ、響也がずっと一緒系幼なじみということで、兄弟で幼なじみ属性の二大派閥を制覇。まったくもって隙がありません。
　これは、遙か３の有川兄弟(２人とも高校までずっと一緒)との差別化を図ったのかもしれません。

　B'sLOGのコーエーの中の人へのインタビューでも「新しいキャラクターは他のネオロマ作品のキャラクターと被らないようにしている」とありましたが、もうすでに攻略キャラだけで100人近いですから、苦労もしのばれるというものです。

　話がちょっと横にそれましたが、響也の話に戻ります。

　響也といえば、私の中ではツッコミ担当で、いつも的確＆タイミングばっちりなツッコミに、こいつはいつ聖帝の教師になってもやっていけると確信しています。笑。

　特に好きなのが初日の、「寮の場所知ってるのか？」「寮？」「そっからかよ！」っていう流れ。かなでよ……笑。

　ただ響也自身も結構ツッコミどころがいっぱいあるんですけど……「しゃー！！」とかね。笑。

　あと、MFの時、ポーズキメてないでちゃんと弾けよ、とかね。笑笑。

　財布ないからって小銭直入れってオッサンかよ、とかね。笑笑笑。

　響也はかなでに対しては保護者的態度だし、自分のことをかなりしっかりしてると思ってそうだけど、そうでもないのが可愛いね。

　響也のシナリオは、響也視点のイベントが結構多いのですが、響也の視点を通して「小日向かなで」という人物が最も魅力的に描かれていたと思います。

　物語中盤で、響也は冥加の実力に打ちのめされてから落ち込んでしまって、うじうじ悩んでしまう。

　で、伸び悩んでる響也を脇目にかなではどんどん成長していく。
　かなでが急成長している理由、それは「他人の意見や、長所を吸収することができるから」でしょう。

　思えば物語のはじめから、かなでは律の真似をして星奏に転入したのだし、至誠館が朝練をしていると知れば、早速オケ部でもやってみようと提案した。

　自分より格上の演奏家から「花がない」とか言われれば、色々な人に意見を聞いて回り、しまいには言って来た張本人に菓子折り持って教えを請いに行くわけですよ。

　色々な相手と練習することで豊かな演奏表現を身につけることもできる。

　批判に耳を傾ける素直さと、現状を打破するために手段を選ばないひたむきさがかなでの武器。

　響也を攻略して初めて、かなでというヴァイオリニストの「真価」が見えた気がしました。

　そういうわけで、私の中で響也シナリオの評価は高いです。

　ちなみに響也を攻略するまで、あえて人物情報の攻略ヒントを見ないで進めていたのですが、響也で初めて行き詰まって見てしまいました。

　お前が行き詰まってるから、私まで行き詰まっただろ……とかぶつぶつ言いながら見ました。笑。

　なんだよ、点滅もしない分際で場所指定って。屋上でアンサンブル練習なんかしねえよ。笑。

　……と、無駄に悔しかったです。
　少なくとも響也と八木沢くんは多分、ヒント見ないと厳しいと思います。笑笑。

　ちなみに「落ち込み」っていう現象を見たのも響也が初めてで(何故か落ち込まないキャラばっかり攻略していた)、ちょっとびっくりした。笑。

　公園のシーンで、「こいつついにリフレインに手を出したか？」「っていうか、殴るの選択肢はどこだ！？」と思った馬鹿なイレブンは私だけでいい。笑。


　まとめとしては、そうですね……いいやつでした。笑。
　反逆……もとい、反抗期乗り越えて、あと何年かしたら、もっといい男になるんじゃないかな。




　水嶋新。

　至誠館高校１年。トロンボーン担当。
　先日の記事を読んだ友達から、「新のランキングが低すぎる」と怒られました。実にすいません。笑。

　誤解を招かないように言っておきますが、ランキング下位のキャラもけっして嫌いなわけじゃないです。
　そのキャラより好きなキャラがいっぱいいただけなんです。笑笑。

　新はムードメーカー的なところがあるし、言動も表情も面白くて可愛いし(でかいけど)、好きですよ。

　特に「ピザあんまん」はじめ、常人には理解出来ない味覚センスには毎回笑わせて貰いました。笑。

　あとお腹空かせた新に毎日毎日ピロシキを運んで、ちょっとしたアンパンマン気分を味わってみたりとかね。笑。

　あとメールに添付画像が多いのも、個性が出ててよかったんじゃないかな。

　でもメインシナリオがちょっと弱いかな……って思ってしまって。
　明るくわいわいやってた新が、かなでにマジ惚れして、夏が終われば離れ離れになっちゃうことに気づいて悩む……っていう、話なんですけど。
　新に限らず、半分近いキャラが(少なくとも半年は)遠距離恋愛になるわけだし……そこだけをテーマにしたんでは弱いでしょう。

　何か秘密があるとか、意外な一面があるとかもなく、音楽的なルーツとか将来についても語られることもなく……なんの驚きもなかったというのがネックでした。

　仙台だから七夕をモチーフとしているのはわかるし、新のせつない顔の立ち絵もぐっと来たし、海での告白もよかった……が。

　私にはちょっと物足りなかったですね。
　エンディングは一応告白即OKの珠玉と、返事保留で通常の２つがあるんですけど、それを加味しても物足りなかった。

　続編があればもっともっと新の魅力を掘り下げてほしいです。






　水嶋悠人。

　星奏学院１年。チェロ担当。
　通称ハルくんですね。
　ゲーム中のテキストはもちろん、公式サイト等の記述も、全部「悠人」じゃなく「ハル」なのがちょっと面白いです。

　金髪青目って先入観で、ハーフとか洋風な印象を受けるんですが(緑髪や青髪がいる世界とはいえ、ね)、ハルくんは神主Jrで剣道やってて、和食好きという純和風キャラ。
　こういった部分は事前には明かされていなかったので、新鮮な驚きがありました。

　見た目可愛いけど意外に武闘派、というのは王道ネタではありますが、私は結構好きです。

　最初はかなでに対して冷たいところがあるんですが、実力を認めてからは味方になってくれて、律のスパルタ訓練や、大地先輩の反逆(笑)や、他校とのやりとりの中でも心配してくれたり、庇ってくれたり、気分転換に連れてってくれたり……すごく精神的に頼もしい存在ですね。

　ちなみに彼とは誕生日が1日違いで、おんなじ牡牛座なんですが、彼の努力を重んじる姿勢には大変共感いたしました。

　努力しないで結果を急ぐやつや、楽して利益を得よう……みたいな考え方自体が好きじゃないので。

　現実には必ず努力が報われるわけではないんだけど、努力をした分だけ何かを得ることができると信じたいもんです。

　私、ランキングでは12位につけてしまってるんですけど、案外一番共感できたキャラクターかもしれません。

　ランキング低いのは、別にプールのスチルで大地先輩が見切れてることに対して怒ってるとかじゃあないですよ。爆。

　ただ１年生組は、どうしても恋愛対象にはできなかったんですよね……。

　どーしても、男として見られなかった。汗。

　でも後輩としては最高だし、いずれオケ部の部長になるであろう器ですから、成長が楽しみです。

　その頃には新や七海くんも部長になってたりしたら面白いですね。





　八木沢雪広。

　至誠館高校３年。トランペット担当。

　正直なところ、発売前、最初にキャラ絵を見た時は、彼がメインキャラなのは何かの間違いだと思いました。
　あまりにもシンプルなキャラクターデザイン……どう見ても氷渡や芹沢のほうが凝ったビジュアルでした。汗。

　このシンプルさが逆にさまざまな妄想を生み出し、薫嬢と、「実は裏番長」「実は鬼畜」「実はニア」とか色々言ってました。

　……え、だってニアと髪や目の色似てたから。笑。

　CDドラマが出てからは、「だが、そんなことはなかったぜ」ということが判明、見た目通り、派手さはないが器の大きい好人物だという認識になり、ゲーム中もその認識は変わりませんでした。

　前に言ったように、至誠館は学校単位では最萌で、その最萌たる要因はやはり、中心人物たる八木沢くんのお人柄。

　優しくて礼儀正しくて、ちょっとドジなとこもあって、人に安心感を与える穏やかで柔和な雰囲気の人なんだけど、地方大会後の、火積とのやりとりとか、一年前のことを見てもそうですが、本当は熱い男なわけです。
　４校の部長の中で、上司にしたい人ナンバー１は八木沢くんですね。
　火積君が心酔するのもよくわかります。

　八木沢くんとの恋は、そんな彼が恋を知って、うぶな戸惑いを見せるシナリオでした。

　前半のんびり、相談に乗ってもらったり、観光したりしながら絆を育み、後半で関係が変化していく……という流れなのですが、後半がちょっと……。

　かなでがアンサンブルメンバーからの呼び出しを無視して八木沢くんといて、それが八木沢くんにバレて、ギクシャクする。

　確実にかなでが悪いですよね。行けないなら行けないですぐ連絡すべきだし、むしろ行けよって思いましたよ。笑。

　プレイして「バカ、ダメだって」とかなでに思わずツッコミ入れてしまいましたが、強制イベントじゃしょうがないし……っていうんで進めてたんですけど、なんか最終的に八木沢くんが間違ってたみたいなまとめになってて「？？？」でした。

　八木沢君と話したり、練習することがかなで自身やアンサンブルにとってプラスになってるというのはわかるんだけど、この件はそういう問題じゃないような気が……。

　仲直りのイベントで「どうして避けていたの？」みたいな選択肢が出た時には、普通にかなでにイラッとしました。自分が悪いとは思ってないのかよ。汗。

　そんなわけでかなでに一番感情移入出来なかったのが八木沢シナリオでした。

　前半よかったんだけどな……。

　八木沢くんも受験生なのでエンディング後はしばらく会えなくなりそうだけど、卒業後は関東の大学に進学してくる気満々だし、まあ、半年の我慢ですね。

　八木沢くんには是非教育学部に進んでもらって、教師になって頂きたい。天職だと思うよ。

　教師、と言えば八木沢くんは火原先生の教え子ですが、私は発売前、火積くんが教え子だったらいいなあ……と思ってました。中の人的な意味で。笑。

　あと体験版やった時は、七海くんの台詞から、七海くんが教え子か？と思ってました。

　希望も予想も外れるって……まあ、そういうこともありますね。笑。



　次回は外部太陽系三戦士……じゃなくて(若い子にはわからんか)、天音学園トリオとその他のエンディング、そしてスペシャルをまとめる予定です。