反省会と、今後の予定。

　こんばんは、ニア様のお誕生日を祝いつつ、ハーゲンダッツに舌鼓を打っている麻咲です。

　死ぬまでに一度、阿蘭スタイルのアイスに挑戦したい……。

　それはそうと、芹沢×かなで四部作を最後まで読んで下さった皆さま、ありがとうございました。
　おかげさまで無事完結致しました。


　再三書いたように、さんざん迷いながらの着地でございました。
　最初から書きたいものが見えていた氷渡×かなでに比べると、結構難産だったと思います。

　そして、意識してそうしたわけではないのに、この２人、どのエピソードも夜のシーンばっかりだったなー……と、書き終わってから気づきました。笑。

　最終話前半は、決勝前夜ドルチェ。
　足つりネタは元々は、大地×かなでのネタとして考えたものだったんですが、大地先輩だと、ちょっとエロ過ぎて「コルダ的にあうと」な気がして、芹沢に譲りました。笑。

　「靴を脱がせる」という行為は、心理学的には「服を脱がせる」という行為に繋がっているとも言いますからね……。

　この件も、後半もそうなんですが、いわゆる「従者属性」としての旨みを出したいなーと考えたシチュエーションにしました。

　１話から３話では、芹沢くんの素の部分を徐々に引き出したくて、どんどん「従者属性」から離れていったのですが、最後はあえて原点回帰して、とことん大事にされて、守られて、ご奉仕されてしまえばいいじゃない……！！
　……と、思ったのでした。笑。

　さて、いかがでしたでしょうか？？


　芹沢×かなでを書くに辺り、最初の発想の起点になったのは、前に氷渡くんとアジサイについて語った時にも引用した、こちらのサイトで紹介されている、芹沢くんの誕生花・ななかまどでした。

　「ななかまど」は７回かまどにくべても燃えない……ということなので、ガードが固くて、簡単には火がつかないイメージ。

　そして、本人がそうだからこそ、ガードの甘いかなでのことを危なっかしく思っているのではないか？ ……という独自解釈が生まれました。

　そして「ななかまど」の花言葉は、「私と一緒にいれば安心」。魔除けのお守りでもあります。

　貴様の幸せに安心セキュリティ～！！……ですよ(仮面のメイ●ガイか)。

　これもすごく芹沢くんらしいなーと思って、芹沢×かなでは「守るもの」と「守られるもの」っていう関係性を突き詰めようと思いました。

　以前、「妄想彼氏学園」というケータイゲームをプレイした時、「お姫様の役目は、王子様に愛されて幸せになることです」……といったニュアンスの台詞が出て来て、すごく印象に残ったんです。

　ものすごく女に都合がいい言葉ですね。笑。

　だけどこれだけ女が強くなった現代社会、大人しく守られて、甘えてくれる女の子って、男にからしたら構需要があるのかもしれない。

　だから「守ってあげる←→守られてあげる」という形のギブアンドテイクもあっていいんじゃないかと思うんです。

　そんな感じで、この四部作には、守護者と被守護者の美学を詰め込んでみました。
　もし、楽しんで頂けたなら何よりです。



　で、今度書くＳＳなんですが、また上記のサイトから引用しまして、メインキャラ12人の「誕生花シリーズ」をやろうかな、と思っています。

　途中で飽きなければ、全12話オムニバスです。飽きなければ、ですけど。笑。

　書く順番については、アンケートでリクエストが多いカプを優先しますが、最初は、その、いいですか？ ……大地先輩でも(どきどき)。

　↑↑勝手にしろよって感じですね。笑。

　まあ、でも頑張りますのでよろしくお願いします。どうか、見捨てないでくだされ。

　しかし、二次創作がこんなに楽しいの久々だな……ああ、もういっそ３年ぶりに創作サイトでも作ってしまおうかしら。