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乙女ゲーマー麻咲(あさき)の、2.5次元を彷徨うブログ
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HN:
麻咲
年齢:
41
性別:
女性
誕生日:
1983/05/03
職業:
フリーター
趣味:
ライブ、乙女ゲーム、カラオケ
自己紹介:
好きなバンド

janne Da Arc
Angelo
犬神サーカス団
シド 
Sound Schedule
PIERROT
angela
GRANRODEO
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好きな乙女ゲームとひいきキャラ
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金色のコルダシリーズ(1&2・王崎信武、3・榊大地、氷渡貴史)
ネオアンジェリーク(ジェット) 
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2006/12/15 (Fri)
「Oくんが背中を見たんだって」

 と、彼女は力説していた。

「それで、あっ、て見たらプレゼントが置いてあったらしいよ。私、『赤かった?』とか聞いたんだ」

 彼女の母親は全くそんな話に興味なさそうだけど、彼女はとても真剣だった。

「Oくんは嘘つくような子じゃないから」



 どうやら彼女のボーイフレンドは、かつてあの赤い人を見たことがあるらしい。


 彼女の母親は私のレジで会計を済ませながら、傍らの訴えに何を思っただろう。

 Oくんは寝惚けて夢を見たのかもしれない。

 Oくんはかっこつけて少年らしい他愛ない見栄を張ったのかもしれない。

 あるいはその背中はやはりOくんの家族のものだったのではないか??


 あの赤い人はよいこの枕元には必ずやってくる。

 よいことは親の言いつけを守る子どもや、勉強を頑張る子どもということじゃない。

 「サンタクロースはいるんだ」って信じられる純粋な子どものことだと思う。

 「いる」と信じる限り、それは確かに「いる」。
 その子の世界にはいつまでも。




 まあ、そんなわけでサンタクロースって何才まで信じてた??

 私の知る限りだと、中学三年が最高かな。ただ卒業してからその子と会ってないんで、案外まだ信じてるかも。
 信じたことがないって子も結構いるよね。
 その子の個性もあるけど、家庭の方針や環境が左右するとこが大きい。


 私は小学校上がるまでは当然いると思ってたんで、有名な「サンタがママにキスをした」って歌聞いた時も、「サンタとパパを見間違えたドジの歌」だと思ったし、もっと有名な「恋人はサンタクロース」ってリアルにサンタと付き合ってる人の歌だと思ってた。

 どんだけ年の差カップルだよ。


 いつも遊んでもらってた二つ上のお姉さんに「サンタを見たことがあるけど、あれはお父さんだったよ。だから麻咲ちゃんのとこはお母さんだと思うよ」と言われて、プレゼントを探し回って見つけたあの日。

 私はよいこではなくなってしまった。



 だけど私は「サンタクロースなんていないんだ」とは絶対に言わないことにしてる。
 信じてる人にも、信じていない人にも、自分自身にも。


 よいこだった頃に本で読んだこと。
 「ピーター・パン」の「ティンカー・ベル」はみんなが「妖精はいるんだ」って信じてあげないと弱って死んでしまうって。

 そんなの嫌だったから「大人になっても妖精を信じる」と誓った。

 あの時の純粋さがまだ私の中にも影を残しているから、見たことがないものを、見たことがないという理由だけで否定することがどうしてもできない。

 だってねえ、いないより、いたほうが素敵なものは、いるかもしれない、って思っといたほうがいいと思わない??








 Oくんの見た大きな背中が、赤かったことを祈ってます。

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