金色のコルダ３・SS(スクールシリーズ)Ｉ～星奏学院～＆ＩＩ～至誠館～★★感想★★

　おはようございます、相変わらずヲタをこじらせて瀕死状態の麻咲です。笑。

　というわけで、眠れないほど楽しみだったクセに、後回しにしてしまっていたCDの感想を書きたいと思います。


　ネタバレ感想は「つづき」に書くとして、表では購入を躊躇っている方のためにネタバレなしで内容を紹介したいと思います。


　今回のCDは、学校別のバラエティCD。その星奏編と至誠館編です！

　ジャケットイラストは豪華描き下ろしで、何しろ私服ですが、服のカラーが統一されているので、なんかのアイドルユニットみたい(特に星奏)。
　個人的に、とてもツボでした。

　肝心の収録内容は、ボーカル曲１曲、ドラマ、ドルチェタイム風のメッセージ、ゲームで使用された演奏曲のピアノアレンジバージョンです。


　ボーカル曲は、星奏が響也の「星のカケラ」。
　セミファイナル期間くらいの、不安定な響也の気持ちを唄っているため、前回とは全く違うシリアスな歌詞と、せつないメロディが光る一曲です。

　至誠館編には、火積くんの初ボーカル曲「沈まない夕陽」を収録。
　火積くんらしい男っぽーーい曲……っていうか、長渕チックな曲。笑。
　前にも書きましたが、台詞の感じよりは流石に高めの声で唄っていらっしゃいます。唄はしょうがあるまい。

　ドラマは、星奏学院編が東日本大会のちょっと前、至誠館編がセミファイナルのちょっと前のエピソードです。
　サブキャラを含めて、各学校の生徒が全員登場しますよ。

　注意事項としては、どちらにも「小日向かなで」が登場します。
　だから、ドラマにヒロインが登場すると萎えるという方には、あまりお薦めできませんよね。

　比較的早い時期のエピソードなので、そんなに糖度は高くないですが、ちゃんとキャラ1人1人に見せ場があるし、ギャグありシリアスありで、良くできた爽やかな青春ドラマでした。


　メッセージのほうは、恐らく、テーマが「スキンシップ」なんだと思いますが、どのキャラクターも触れ合いの描写が必ず入ってます。

　触る場所は手だったり、髪だったり、色々ありますが、触る理由も色々です。
　今回基本的に、真面目な生徒さんが多いので(笑)、シチュエーションが硬派ですが、次回は……どうかな？ 笑笑。


　演奏曲のピアノアレンジverは、星奏が

「ヴァイオリン協奏曲『冬』第１楽章」
「弦楽セレナード　第１楽章」

至誠館が

「ムーアサイド組曲～マーチ」
「スラブ舞曲第８番」
「アイ・ガット・リズム」
です。

　ピアノで聴くとまた新鮮ですよ。


　トータルの収録時間は40分くらい。
　定価2500円は、私の感覚では「安い」です。


　まあとにかく、神南か天音にしか興味がない人、かなでがいることに抵抗がある人、乙女ゲーのCDが甘くないなんてけしからんと思う人……以外には、薦められる内容です。是非お試し下さい……！


　それでは、「つづき」からネタバレ感想いきます。

【星奏学院編】


　もうとりあえず、大地先輩の女房っぷりにニヨニヨしっぱなしでしたよ！

　自由曲のアンサンブル練習で、意見を求められた律が、すごく抽象的なダメ出しをしてくるんですが、みんなが困惑する中、一瞬で全てを理解する大地先輩、萌！超萌！！ 笑笑。

　あ、別にＢＬ的な意味では全然ないんですけどね。

　東日本大会の時点では、大地先輩はまだかなでをペットと同列で見て愛でている段階なので(笑)、思わせ振りな発言こそ多いけど、本気で口説きにかかってるわけじゃないんですよね。

　だから今回は甘い台詞より、副部長としての補佐っぷりが彼の見所だったと思います。


　それ以外でも、今回スクールシリーズというだけあって、メンバー間の人間関係の面白さが全部詰まってるんですよ！！

　噛み合ってるのかいないのかよくわからない如月兄弟とか、ハルくんと響也のいつものじゃれ合い(笑)、ハルくんの大地先輩に対するいつもの苦言(笑笑)などなど、全部の要素入ってます。

　あと、今回メンズ４人で一緒に寮のお風呂に入るシーンがあるんですが、絵面を想像したら鼻血吹きそうでした。笑。

　だだだ……大地先輩の入浴シーン……はわわわ(大至急落ち着け)。


　４人の中で響也だけ早風呂っていうのが、大いに納得でしたね。あとみんな長そうだもんな。なんとなく。笑。

　あのパートのハルくんの台詞、


「響也先輩は、如月部長より４センチも小さいんですから」


　……を聞いて、とっさに「何が？？」と呟いた私は、響也のカミナリに撃たれて死んでしまえばいいと思った。爆。

　……でも、ライターさんは絶対狙ってる筈だ。今回、男性だしな。笑笑。



　次にメッセージについてですが、表にも書いた通りスキンシップネタだったんですけど、それぞれ、

響也→髪

律→肩

大地→背中

ハル→手

　……でした。

　シチュエーション的には、律が一番好きかな。
　他はごく自然に触れ合ってたけど、律だけは「うっかり」なところがたまらない。

　律でも女の子の肩には気安く触れちゃいけない……という認識はあったんだな、と思いました。笑。




【至誠館編】



　会場限定CDで「みんなでにわとりを捕まえた」という話を聞いた時には、どんなカオスなドラマだよ、と思いましたが、意外とまともな内容でした。笑。

　至誠館スタイルの神社の参拝だけは吹かざるをえなかったですが。何やらせてもいかつい人たち。笑笑。

　そして配信シナリオにつづき、また鳥に餌やってる新と火積くん。笑笑。

　とりあえず、にわとりさんにもボンジーアな新が、バカ可愛いです。

　ドタバタ劇でずっと行くのかと思いきや、最後はちゃんと、八木沢くんのおかげで深イイ話にまとまってました。

　かなでが悪気なく素朴な疑問として「どうして吹奏楽部は５人しか部員がいないんですか？」的な質問をしてしまって、一瞬空気がはりつめるところ、ドキッとしました。

　八木沢くんは、核心を避けて上手く説明してましたけど、真実を知ってるこっちは一層せつないっス。


　来年の新入部員獲得は、新と伊織くんが頑張って、火積くんは怖い人じゃないということをアピールしないと大変かも。笑。

　ところが、意外に「火積部長、兄貴って呼ばせて下さい……！！」とか言いながら、わらわら入って来たりして。笑。


　至誠館組がメッセージで触れる箇所は、

八木沢→指

火積→手

新→腕


　と、上肢で攻めて来ました。笑。

　新はもっと大胆に来るかと思ったら、そうでもなかったですね。

　火積くんは、シチュエーション的にハルくんと被ってたのが残念でしたが、あの火積くんが、照れるでもなくしっかり手を握って(くれたんだと思うけど)、激励してくれるとは……！！

　兄貴って呼ばせて下さい！！(お前が言うのかよ)



　いやはや、もうすでに、次の神南・天音編が待ち遠しくて待ち遠しくてしょうがないです。

　この流れで行くと、神南編はセミファイナル後なのかなー？

　え、じゃあ天音はファイナル後？ つまりエンディング後？？ ……ゲームでいうところの「スペシャル」みたいなノリだったら面白いと思うけど、その場合、やっぱかなでは誰とも結ばれてない設定になるのかな……。

　まあ、とりあえずなるべく氷渡が幸せになっててくれれば私はなんでもいいです(え)。

　７月はアラモードもあるし、もう６月はすっ飛ばしちゃっていいよ、って気分。笑。


　そして私は、7月13日が来たら１日ずつコルダ３をプレイして、リアルタイムプレイをしようと目論んでます。


　皆様もご一緒にいかかですか？？

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