キミとWonder★Kiss！【ユウマ・Aendクリア】

　はい、５人目終わりました。

　今回は第一印象最萌な、「プリンスオブミラージュ」のクールな王子様・ユウマだったのですが、まあ、なんでしょう……私の中でDCTに対する謎がどんどん深まってきています。笑。

　ツッコんだら負けなのはわかってるんですが、もはやプリンスオブミラージュ、遊園地の域を越えています。笑笑。

　とりあえず、以前シナリオ担当の樋口秋さんがおっしゃっていた「あらゆる意味で、最強のキャラクター」の意味はよくわかりました。

　もはやネタバレ無しで何も語れない男なので、早速「つづき」からネタバレ感想いきたいと思います！

　「プリンスオブミラージュ」は、魔王ディドーの呪いによって一年中太陽が沈まない砂漠の王国ツァールの王子・ユウマが月の女神の神官(＝ゲスト)の力を借り、王国を救うために戦う……という、正統派RPGのような設定のワールドです。

　じゃあ、ラストは魔王ディドーを倒して、呪いを解いて終わりかなー……などと思っていたら、まあ、そんな単純な話ではないわけなんですが。笑。

　実はユウマが王子として国を守る傍ら、盗賊団の首領として暗躍していることが中盤で分かります。

　盗賊やりながら、盗賊の討伐隊の指揮をしているという。ある意味苦労人。笑。

　そんでヒロインにそれがバレると同時に、本性もカミングアウトしてきます。

　ユウマはクールな天然キザのように振る舞っていますが、実はそれは演技で、傲慢でイジワルなダークな顔を隠し持っています。

　まあ、実はB'sLOGの付録本の時点ですでに、ユウマは「イジワルプリンス」と表現されていたのですが、事前情報なしでプレイしていたら死ぬほどびっくりしたと思います。

　というか、知ってても「うわー柚木うわー」と思いました。笑。

　前回、「エンジェルアワー」の感想を書いた時に、モッティは「方丈那智」系の二面性キャラクターだ、と書いたのですが、まさか次のターンで、ここまで定石に則った「柚木梓馬」系がくるとは。笑。
　カミングアウト後も侍女の前では猫被りとかどんだけ……！！


　ユウマのシナリオは、今までの４人のシナリオを彷彿とさせるところがちょっとずつあって、キャストがヒロインに対して秘密や裏を持っているところはモッティ、キャストの言葉に流されずに自分の意志を貫く強さを問われるところはトモちゃん。

　ジョーが未遂で留まった、強制ログアウトシステムに干渉してのヒロイン監禁をサクッと実行してましたが、呪いを解くという使命より恋を選んでキャストを卒業するのは同じ。

　また、トミーの抱えている孤独に通じるものを、ユウマも持っていそうだな、と感じました。
　完璧な王子を演じていて、本当の自分を晒すことができず、他人を信じることができない……というところ。

　まさにいいとこ取り……！？ 流石最強と言われるだけあります。



　あまりにも人気が出そうなキャラクターなので、逆に私はちょっと引いてしまったんですが(東金千秋現象　笑)、素直に面白いと思うし、シナリオ的にもトモちゃんの次くらいによかったと思いました。


　パートナーとの関係も今までにない感じでよかったんですよね。

　最初は「笛」で呼ばれる「ジャガー」って、どんだけうすた京介だよ！……と思っていましたが、あまりの万能ぶりに「こいつ、ただ者……いや、ただ鳥じゃねぇ……」と思ったら、まさかの魔王。笑。

　これは読めなかった！！ さすがに読めなかったよ……！！

　この最後のオチで、私のユウマシナリオの評価が一気に上がりました。

　また、キャストやめるとなったらあっけなく自由の身にしちゃうところがユウマのすごいところ。笑。

　次のキャストが苦労するとか、別にどうだっていい、っていうのも偽りない気持ちなんでしょうけど、もしかすると彼なりのジャガーに対する友情の示し方なのかもしれませんね。


　ユウマは今回、結構傷だらけになってましたが、DCTで負った傷ってリアルに戻るとどうなるんですかね？

　むしろユウマの場合、いつ死んでもおかしくない危険な立場でしたが、DCTで人が死ぬことってあるんでしょうか？

　大体プリンスオブミラージュはキャストに要求されるスキルが高過ぎやしないか。笑。
　ユウマの次は果たして見付かるのか。笑笑。


　次回解禁になる「ロストアドベンチャー」も何しろ冒険ものだから、危険な出来事とか多そうですよねー、大丈夫かな？


　まだ解禁まで間があるので、ちょっと誰かのＢendでも見ておこうかしら。