犬神サーカス団・写真集『されど闇の深さを知る』出版記念興行 4/12・表参道FAB

　ちょっとだけ久々のライブでございました。

　金欠なので行こうかどうか悩んだんですが、悩む時には行っておいたほうが後悔しないということを、だいたい３年くらい前に学びましたからね。

　紆余曲折ありながらも、15周年を無事に迎えた犬神さんへの尊敬も込めて行っとくかという感じで。


　ステージに「祝十五周年」ののぼりや、アルバムのタイトルをびっしり書いた卒塔婆があって、どっちも色が黄色だったんですが、明さん曰く「(犬神サーカス団から)一番遠い色」だからだそうです。笑。

　衣装は写真集の撮り下ろし用の新しい衣装らしい(凶子さんは途中でお色直し)。まあ、まだ肝心の写真集は買えてないんですけどね。汗。

　ライブの本編ですが、いきなりセトリから書いてしまうと、


登場ＳＥ・今夜も呪いの幕が開く

１花嫁
２鬼畜
３人工妊娠中絶
ＭＣ
４大地に死す
５でもワザとじゃない
６赤猫
ＭＣ
７鎮魂歌~レクイエム~
８開かずの踏切
９魔女狩り
10気ままな旅を
11平成デモクラシー
ＭＣ
12夜行列車
13それでも貴方に逢いたくて
14犬神天国
15ロックンロールファイヤー

En1-1かわいい音頭
　　2黄泉の国
　　3命みぢかし恋せよ人類！

En2白痴



　なんかすごく、「グレイテスト・ヒッツ」でした。笑。

　自殺と最アイがなかったのが意外と言えば意外？

　本編曲数少ないなあ……と思ったけど、「犬神天国」入れて15曲(15周年だけに)ってことだったのかもしれませんね。

　各アルバムから最低１曲みたいな縛りなのかと途中まで思ってたんですが、「呪恋」とか「待ちわびた日」の曲はやってなかった。

　１曲目から「花嫁」ってテンション上がるけど、サビの歌詞を１番も２番も両方まるまる飛ばす凶子さんて一体。笑。
　最後サビも完全に忘れてたけど、ジン兄に教えてもらってました。

　トップ３に入るくらい好きな曲なのに実はライブで聞いたことなかった「赤猫」聞けたのは感激でした。

　あと犬神に興味持つきっかけになった「黄泉の国」ね。これ聞けてよかったです。

　「開かずの踏切」からの楽器隊ボーカル曲メドレーもちょっとレアだったかなと。

　凶子さんのお色直しタイムだったのですが、ここで衣装が変わった上に、ＭＣ明けの「夜行列車」に入る時に凶子さんが「後半戦もいくわよ」とか煽るもんだから、私はそっからまだ同じくらい本編が続くと思ったんですよ。

　ああ15周年だから、本編長めにやるんだ……とか勝手に思ってしまいまして。

　ところが、そっから３曲で終わりだったんで、「ああアンコールまて入れての計算か」と。笑。

　どうも、よそのバンドを基準に考えてしまうのがよくない傾向ですね。


　やってほしかった曲は山程あるし、欲を言えばきりはないんだけど、過不足なくいいライブだったんじゃないでしょうか。
　大阪・名古屋のセトリが気になりますね。

　秋から年末にかけてワンマンツアーあるらしいんで、よそと被らなかったらまた行ってみるつもりです。