黒執事・第１話「その執事、有能」

　秋アニメの大本命・黒執事がおっ始まりました。

　……まあ、大本命と言いながら原作コミックスは２巻までしか所持してないけど。

　というのも、私の中では１巻がピークだからです。

　セバスチャンの正体がはっきりわかってから、なんとなーく引いてしまったのですよ。
　まあそうなんだろうな、と思いつつ、得体の知れない謎の人でいてくれたほうが好みだったんですよね。

　同じことを某ペットショップのオーナーの孫にも思ったことがありましたが……。

　１巻の、ちょっとずつちょっとずつ尋常ならざる力を示していく過程が一番わくわくしたものです。

　そう、だんだん血なまぐさくなっていく過程が。笑。

　１巻の記念すべき第１話なんてほとんどほのぼのコミカルエピソードで終始しますからね。笑。


　お屋敷の人々の紹介としてはわかりやすいエピソードなのですが、流石にこれをこのまま１エピソードとしてアニメで放送は難しかろうと思ってました。

　やはりアニメ版は、このエピソードを採用しつつ、大幅に変えてきました。

　個人的には原作でのお客様・クラウスさんが結構好きだから残念な気もするんですが、これがアニメではわかりやすい小悪党・ダミアーノ氏に変更。

　シエルに悪巧みを見破られ、最終的に地獄送りみたいなことになってました。いっぺんしんでみる？

　実際、てっきりセバスチャンが焼き殺して食ったのかと思ったら、一応生きてはいたみたいです。なんとなく残念(え)。

　そして来週はいきなり１巻の最後の話(黒執事における最初の山場)なんですねー。

　まあ、アニメは話数がきっちり決まってるし、最初が肝心ですからね。

　ちんたら日常ネタやってないで、早いうちに視聴者に方向性を示していかないとだめですからねー、英断だと思いますよ。

　でないとコミック版での私みたいに「あれ？なんか最初の頃と話の雰囲気違う？」となる人が出るかもしれないし。笑。


　少しだけ心配だった小野セバスチャンも、「まあこれはこれであり」と思いました。キャストは今のところ特に不満はないです。


　シドのオープニングはまあまあ(まあまあって……)。フルで聞いてみたらもっとよくなってくるかも。


　それよりエンディングのアニメーションめっちゃめちゃイイ！！！

　ちびキャラ最高。
　セバスチャンのほとんど一切表情変わらない感じが萌えます。

　これだけでも来週も見る価値がありそうですわ。笑。


　アニメ版黒執事、全体としては結構高評価です。この調子でがんがんいっちゃってください。