地獄少女三鼎・第１話「奪われた少女」

　地獄少女の第3シリーズが始まりました。

　正直かなり微妙です。

　二籠で終わっておけばよかったのに……と心の底から思いました。まあ、まだ初回なんですけどね。

　そもそも前シリーズがああいう形で終わったのに、なんでまたお嬢は地獄送りしなきゃならんのでしょうか。どういう理由？どういう心境で？？

　今回のお嬢が前シリーズまでと同一の存在なのかすら不明だけど。

　というか、同一であってほしくない気がする。

　私の中で閻魔あいの物語は綺麗に完結していたので、新シリーズは思いきって二代目閻魔あいにバトンタッチしてくれたほうがよかったかも(３藁も交代で)。

　新キャラも山童は結構可愛いけど、あの女の子はちょっと……苦手だ。汗。

　お嬢の媒介(？)に選ばれてキスまでされた彼女の運命や如何に。

　……ってことは今回は彼女の行動範囲でしか地獄送りは起きないのかしら。

　そんなローカルだとネット使う意味ないね。笑。



　そして肝心の地獄送りだけど、のっけからシュール過ぎてついていけません。笑。
　象とか蜂とか何よ。円周率って何よ。

　ターゲットが実はそんなに悪い先生じゃない、っていうのはだいたいの人は予想ついたと思いますが、なんかもうそれ自体マンネリ感がいなめなくて、「で？」って感じ……後味悪いとすら感じませんでした。

　登場人物の心理も薄っぺらくて、誰に感情移入して見たらいいのかよくわかんなかったし。

　まだ悪いやつを毎週サクサク地獄に送る、「必殺シリーズ」みたいな構成のほうが爽快感を得られるだけいいかもしれない。


　オープニングナレーションの三代目はYOUさん。
　これはあんまり評判よくないけど、私の中ではありっちゃありです。

　オープニングアニメーションは、前シリーズが都会を主に描いてスタイリッシュに演出していたのに対して、今回はちょっと田舎のノスタルジーな景色を背景にしてました。これもまあ、ありっちゃあり……だけど。


　「地獄少女」イコール「都市伝説」だから、無機質な都会のほうが舞台装置として適当な気がする。なんとなく。


　まあ、何にせよまだ初回ですから。結論を出すには早すぎます。

　大好きなシリーズだから、もうちょっと見守ってみます……。