放送禁止6「デスリミット」・感想

「放送禁止 DVD封印BOX」





「放送禁止 DVD封印BOX２」


　6/23日月曜深夜に放送された、放送禁止6。今までで一番放送時間が早かったので、「何も知らずたまたま見ちゃった」……というベストな形でこの番組に出会えた人も多かったのでは。

　私は3放送時に先にネットで知ってしまったので、不幸にもベストな視聴ができなかった人なんで羨ましい。

　以前5の時にこのブログで紹介したことがあるんだけど（ブログ内検索で「放送禁止」と入れてみて下さい）覚えてる方はいるでしょうか。


　とうとう9月6日から劇場版公開だそうで。

　マジかネタかすごく悩んだけど、どうもマジ臭い。

　劇場版なら「上映禁止」じゃないのかしら。

　どうも映画という媒体では「放送禁止」のよさが表現出来ないような気がする。
　わざわざ映画館に足運んで観るなんてなんか違うような。

　何度も言ってるように、一回目は夜中にいきなり見るから面白いんだよね。

　二回目からは録画して何度も見て推理検証して、ネット上で議論したりする。

　映画じゃDVD出るまでは気安くリピートできないから検証も大変だろうな。

　内容的には6との関連が深そうなんで先に観てないと「？？？」かもしれない。


　その6のネタバレ感想を続きに軽く書きます。
　



　　

　今回の表テーマは「DV」、裏のテーマは「報道被害」。

　裏と表をつなぐものが「復讐サイト」でした。

　最初、「そうのとつお」「そうのまつ」のあまりにあからさまなヒントと、シリーズ最低の大根演技に「これは終わってる」と思ったけど、後者に関してはわざとそういう演出だったのだと後で気づいた。

　古茂田は5のしじんさんと似た雰囲気のキャラクターだったけど、しじんさんが純粋な変態さんだったのに対し、古茂田はもうちょっと俗っぽいイメージ。手段なんかどうでもいいからスクープ取りたい、っていうあたりがね。

　ま、どっちもキチですがね。死んでよかったです。

　古茂田ははっきり死んだとは言ってないけど。まあ、死んだだろう。

　古茂田を粛清した仮面の女は江口さんなんでしょうか。
　それとも江口さんに依頼された復讐代行人さん？？

　劇場版予告編の雰囲気から見ると、仮面姐さんは真津さんと同一人物っぽい。髪型とか。

　個人的に「シエロ」のHPは古茂田用に作った偽サイトだと思うので、江口さんに依頼受けた仮面姐さんが仲間の男と偽夫婦になるシナリオを作ったと推測。

　そうまでしてわざわざ「テスト」したのは、仮面姐さんなりの基準で「依頼主の証言は正しいか」「ターゲットは復讐に値する悪人か」をはかった上で引き受けるか判断していたのではないかな。

　一々全部依頼引き受けたら、逆恨みの連鎖で人類消滅の危機だよ。地獄少女みたいに。

　ま、仮面姐さんについては映画で新たにわかる部分もありそうだから、公開までに色々妄想しとこう。


　総括的に。6は劇場版のプロローグと考えるなら面白いけど、単体では他の話より多少見劣りするかもしれない。

　ただどの作品が一番いいかはかなり意見が割れるところなので、6がいいって人もいると思う。

　大抵の人は初めて観た話が一番って言うんだよね。笑。

　私はほぼ同点で、2、3、4が好き。

　2は単純で初心者にもわかりやすい、シンプルさがよかった。
　3は謎解きが面白かったし、4は演出が好き。怖かった。　

　このシリーズ、ネタがどこまで続くかわかんないけど映画終わっても続けてほしいなー。