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乙女ゲーマー麻咲(あさき)の、2.5次元を彷徨うブログ
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麻咲
年齢:
41
性別:
女性
誕生日:
1983/05/03
職業:
フリーター
趣味:
ライブ、乙女ゲーム、カラオケ
自己紹介:
好きなバンド

janne Da Arc
Angelo
犬神サーカス団
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PIERROT
angela
GRANRODEO
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好きな乙女ゲームとひいきキャラ
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金色のコルダシリーズ(1&2・王崎信武、3・榊大地、氷渡貴史)
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2007/02/26 (Mon)
 風邪もぼちぼち回復してきたところで、有川将臣攻略完了。



 やってみてわかったことは、やはり遙か3本編は将臣を中心とした物語、十六夜記は九郎を中心とした物語だということ。





 まあ、簡単に言うと将臣蜜月エンディング、極めて地味。笑。



 これがベストエンディングです、と言わんばかりだった本編の恋愛エンディングはなんだったのかと思うくらいあっさりしてる。





 物語の構成としては、神子とのさりげないやりとりから一つ一つ、元の世界での思い出を掘り起こして絆を確かめていく感じ。



 どのイベントもあからさまに仲間外れにされる可哀想な譲がちょっと面白い(ひでぇ)。

 かなり露骨だから、譲ファンはちょっとムッとするんじゃないかと……。笑。



 より幼なじみとしての二人をピックアップしたルートで、本編のように戦場でまみえることが一回もないのがポイント。



 だから先に将臣と戦場で出会うルートを見ていないと、彼の二つ名を知らなくてもエンディングにいけてしまう。



 でも知ってると良いことがあるんだよね。これは後述。



 このルートでは6章鎌倉で別れた後、将臣とはもう終章の決戦前夜に夢逢瀬でしか会えない。



 ラスボスの清盛戦に参加することもなく、帝たちを連れて南に逃げてしまった後なのね。



 清盛封印後、主人公は白龍に「将臣くんが元の世界に帰りたいと願ったら帰してあげてほしい」と頼んで、譲と二人で元の世界に帰る。



 平家での暮らしを選ぶならそれもよし、ってことね。本当はよくないんだけどね。



 結論を将臣に委ねるっていう、神子の男気がたまらん(違う)。





 そして十六夜の夜、なぜか元の17歳の姿に戻った将臣が帰ってくる……将臣は神子のいる世界を選んだ。

 そんなエンディング。





 学ラン短髪将臣が好きな人にはちょっと素敵な展開??





 しかしね、このルートには一つ大きな穴がある!





 最後に知盛と戦ってないじゃん……!!



 こらそこ、はいはい、って言わない。笑。



 いや、いいのよ、別に。一回福原で戦うし。



 ただ知盛のルート(大団円ルート)以外だと知盛が生き残る道はない、っていう大前提があるので、このルートでも確実に知盛は死んでるんだよね。



 後述の清盛の遺言にも知盛の死を匂わす言葉がある。



 ただ誰も見てないし、触れてないだけ。泣。



 嫌だ。知盛を倒していいのは私だけだー。爆。







 そんな感じであんまり好きなルートとはいえなかったんだけど、一つだけすごく良かったことが。







 それが清盛の最期!



 遙3キャラの中で唯一(?)大団円になっても何も報われず、さっぱり救われていないことから、救済のために「運命の迷宮」の物語が作られたというほど可哀想な清盛。



 このルートでも普通にやってると、高い確率で神子に敗北し、口惜しそうに消えていく末路になっちゃう。



 でも将臣=還内府と知っていて、更に特定の選択肢を選ぶと、なんと清盛とちょっと和解できるのよ。戦闘もしなくていい。まあ、素敵。



 還内府は将臣であり、重盛は死んだままだという事実を思い出させてあげることで、平家の一門でもない将臣が必死に平家を守ってくれていたことに救われるとともに、我が子すらもわからなくなってしまった怨霊たる自分の虚しさに気付く清盛。



 ここの回想シーンには意味もなく知盛が出てくる。イイヨイイヨー。笑。

 



 そして清盛は、重盛の元に送ってくれと自ら神子に封印を乞う。

 将臣への遺言を残して安らかな表情で消えていく。泣けるぜ、畜生。



 しかも遺言の最後で将臣のこと「最後の息子よ」って。

 将臣が最後ってことはやはりとっくに知盛は……しくしく。違う意味でも泣けてくる。





 でも将臣の気持ちがようやく清盛に伝わって、最期の最期に本当の父子にも似た絆が生まれたんだと思うと、やはり素直に嬉しいと思ってしまった。





 ある意味清盛エンディングと言えないこともないかも?

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